ビートルズのリマスター盤が届いた

宮根さんよりだいぶ後に注文したのに、結局、同じ日に届いたので、宮根さん、かなり悔しそうだ。

さっそく聴いてみたが、実感したのは、やはり音楽にとって音質はさほど重要ではないということだ。音は良くなったのだろうが、旧盤と聴き比べるつもりはない。聞き比べなくてはわからないような違いがわかったところでどうだというのだ。声がクリアになったとかベースの音の輪郭がはっきりしたという程度のことは、もともとビートルズの音が持っていた魅力に比べれば小さなことに過ぎない。リマスターではなくてリミックスでもしてくれたというなら買ってやってもいい(もう買ったけどな)。

結局、音質はどうでもよく、あらためてビートルズの曲を聞き込むことになった。解説と付録DVDとボックスのために買ったようなものだが、まあ、それでいい。それにしても、この会社にいる日本人14人のうち、2人も買ったのだから売れるわけだ。

ついでに、ビートルズ初心者であるアキラくん用にベスト盤CDを作って宮根さんに披露すると、宮根さんも別のベスト盤を作る意気込みだ。どちらがアキラくんの気持ちを動かすか勝負だ。二人で若いアキラくんを取り合っているような気分だ。