『ストロング・ラーメン』の末路

ドーサン市内にある日本食レストランKYOTOに久しぶりに行ってきた。ドーサンでは珍しくラーメンを出すところだ。インスタントラーメンではあるが、私はもともとインスタントラーメンは大好きなので、全然問題ない。

ただ問題は、この店では汁に入れる湯の量が多いために、極端に薄味で出されることだ。インスタントラーメンであることは確認済みなので、店員にお湯の量を少なくして濃い味にしてくれと頼んで「ストロング・ラーメン」といえば通じるまでになっていたのだった。ストロングとは濃いという意味だ。

ところが、久しぶりに行ったら以前の店員が見当たらない。当然ながら「ストロング・ラーメン」と言っても通じない。それで、以前やったように、お湯を少なくして味を濃くしてくれと説明したのだが、なかなかわかってもらえない。「辛くして欲しいのか」と聞かれたので、不安ながらも「そうだ」と答えた。たしかにこのインスタントラーメンは韓国製で辛いため、スープを濃くすれば当然辛味も増すから、辛くしてくれというのは間違っているとも言えないのだ。

そしてやってきたのがご覧のとおりだ。

とほほ・・七味唐辛子とペースト状の辛味が付いている。汁を飲んでみると見事に薄い。なんとも悔しい夕食だった。