イギリスの歌番組で優勝してCDが世界的に売れたスーザン・ボイルが話題になっている。
スーザンのデビューには仕掛け人がいて、歌は上手だけど外見は良くない人を探してオーディションを受けさせたのだろうことはすでにあちこちで語られている。
この仕掛けのポイントは、オペラだということだ。オペラなら、そうみんながしょっちゅう聞いているわけではないので、高級な酒の味と同じで、一定以上の質のものはほとんどの人は区別がつかない(私も分からない)。だから、話題性という付加価値だけで売れるのだ。耳慣れているポップスだったらこうはいかなかっただろう。
まったく頭の良い人がいたものだ。