電子書籍

電子書籍というものがある。インターネットなどでダウンロードして端末で読む本で、革命的な商品である。現物がないので、材料はいらないし在庫も倉庫もいらない。著者と販売者がいればいいだけだ。よって、著者に入ってくる印税も、売値の50%以上であり、通常の本の10倍以上であるらしい。

それで、さっそく電子書籍を発売してくれるサイトを見てみた。本の値段は自分でつけることができ、発売の手数料も無料で維持費もかからない。だから売れなくても損するわけでもなく、書き放題だ。これは素晴らしいと思った。

問題は内容の審査だ。「公序良俗に反しないものなら何でも良い」のだという。つまり、面白いかどうかを問わないのだ。なんと恐ろしい。これでは、電子書籍といっても、世にあふれる独り言ブログと同じであって、その中から面白い本を見つけることは至難の業だ。そんなサイトで本を買おうという人はいないだろう。したがって売れるわけがない。

難しいものである。