モスクワの大会組織委員会に、テレビ放送の改善案について、テレビ局に転送してくれるようメールを送った。編集部へ提出済みの来月号の原稿には「例によって無視されている」と書いたが、実は今日になって返事が来た。
その返事は「今回のテレビ関係はすべてTMS Internationalという会社に任せているので、そこの責任者であるAnders Thunstromにメールしてくれ」というものだった。http://www.tmsin.com/
さっそく紹介された人とやりとりを始め、資料を送った。ところで、この人の名前を見ていて、なんと読むのだろうかと考えてみた。アンダース・スンストロン?スンストロム?なぬっ?もしかして、ツンストロム?ということは・・・アンダース・ツンストロムとなるではないか。これは、90年代前半のスウェーデン男子チーム黄金時代にチームを率いていた監督と同じ名前だ。しかし、まさか卓球の指導者がテレビ放送関係の会社ってことはないだろう。しかし狭い卓球界で同姓同名っていうのも確率は低い。ともかく、まさかとは思うが、念のために話題づくりにもなるだろうと思って「ところであなたは以前、スウェーデンの監督していませんでしたか?」と聞いてみた。すると「Yes, that is me.」と返事が来たではないか。どひゃあーっ。あのアンダース・ツンストロムだっ。
もうテレビ放送の改善どころではない。すっかり慌てふためいて「モスクワでお話させてください」と書いたら急に返事が来なくなった。クソッ失敗だ。
せっかく巣穴から顔を出していたアライグマを刺激しすぎて、逃げられたような気持ちだ。