今年も昨年同様、テレビ東京で、世界卓球をテーマにしたCMのコンテストをやったようだ。受賞作品を見たが、どれも楽しかった。しかしやはりグランプリと準グランプリがとても面白かった。いろんなアイディアがあるものだ。
http://www.tv-tokyo.co.jp/takkyu/award.html#sinsa
こういう企画はテレビ局ならではの盛り上げ方で、なんとも心強い。
また、同サイト内には選手のインタビュー映像もあるのだが、吉田、張、二人の帰化選手の映像を見て胸が熱くなった。人情としては日本生まれの選手だけでメダルをとってほしい気持ちはあるが、それとは別に、祖国で将来を見限られ、起死回生を胸に日本に来たこのふたりの心情と覚悟、そしてここまで日本語をマスターした苦労を思うと(無論インタビューでそんなことは語っていない)、感動せざるを得ない。インターハイで勝つために中国から留学生を呼ぶ学校や指導者は少しも尊敬できないが、留学生自身に対してはもう100%の敬意を表する。彼らのインタビューを見て、応援したくならない人はいないだろう。