ヘレン・ケラーの生家

カルマンの次にはタスカンビアとう町にあるヘレン・ケラーの生家に立ち寄った。
もちろんここも観光地になっている。

もっとも感慨深かったのは、彼女が育った母屋ではなく、離れにあった台所の小屋だ。当時は、台所は別の小屋になっているのが普通だったという。これが見事にボロボロだった。入り口が二つあり、左側が炊事をするところで、右側がコックが住んでいた部屋だということだ。これが歴史にも何にも残らないただのコックの部屋かと思うと、ある意味ヘレン・ケラーよりも感慨を覚えた。やっぱりこういうのに弱いのだ。