同じ建物の中には大きな本屋もあった。壁には、日本での本の定価とこの店での売値の対応表が100円きざみで貼ってあった。1600円なら23ドルという具合で、やはり送料と手間賃の分、1.5倍くらいの値段になっていた。
卓球王国があるかどうか見たが、残念ながらなかった。「料理王国」がいつものように紛らわしい。
スポーツ本コーナーには意外にも卓球の本も置いてあった。アメリカでわざわざこんな本を買って卓球をする人がいるとは思えないのだが、ともかく置いてあった。卓球王国から出版されているものでは、唯一、高島規郎の『戦術ノート』が置いてあった。さすがだ。ロスで『戦術ノート』とはおしゃれである。
ちなみに足立さんは、ロスの本屋さんに頼んで卓球王国を毎月取り寄せてここ4、5年は毎号読んでいるという。年間で150ドルくらいするというから、かなり高い。それで私の連載も読んでくれていて、ブログを見てメールをくれたのだ。だからこのブログも読んでいるというわけだ。