ペーパー・フットボール

私が帰国のために、会社から卓球台を引き上げると、いつも昼休みに卓球をやっていたメンバーが、こんどは机の上で紙片を指で弾き合う遊びを始めた。

「ペーパー・フットボール」といって、アメリカでは学校などあらゆるところでやられるポピュラーな遊びだという。

ルールは簡単で、紙を三角形に折った「ボール」を交替で指で弾き合い、ボールの一部が相手のテーブルの端から出た状態で止まれば「タッチダウン」で6点もらえるという。いきすぎてテーブルから落ちれば逆に相手に点が入る。点が入ると今度は相手が空中に指で作ったゴールに「キック」する権利が与えられ、成功するとさらに1点入るのだという。

なかなか面白そうだが、二人の試合を見る限りでは、どちらもタッチダウンすることはほとんどなく、お互いにボールを強く弾きすぎて台から落ちることで点のやりとりをしていた。だから、タッチダウンすることはあえて狙わず、相手が失敗して落ちることだけを待つようにすれば確実に勝てるように思われる。もっとも、それで勝っても面白くはないだろうが。