創価学会ドーサン支部

妻の知人に家具を安く譲ったのだが、そのついでに彼女がやっている創価学会のドーサン支部に誘われたので行ってきた。強烈なクリスチャンが99%以上のこのドーサンで創価学会をやっている人たちとはいったいどんな人たちなのか、以前から興味があったのでちょうど良い機会であった。アメリカの創価学会は日本でほど熱心に勧誘をしないらしいのだが、あるとき、大手スーパーのウォルマートの駐車場で勧誘を始めて店の人に止めさせられた人がいるという。これほど強固なバイブルベルト地帯で勧誘するなんて、勇気があるというか無謀というか、さすがである。

会合場所は毎回、会員が交代で提供するらしいのだが、今日は、町の中心部で針治療業をしている人のオフィスが会場だった。

今日来たのはいつもより少なく写真に写っている12人だが、会員は23人いるという。
・・・ドーサンの卓球人口より多いじゃないか。多いどころか3倍以上である。これは悔しい。宗教と争ってもしかたがないが、卓球は私の宗教みたいなものだから、どうしても比較してしまう。

会の始めに全員で5分ぐらい「ナンミョーホーレンゲーキョー」とやるのだが、人によって声の音程が違うので、それがなんともいえないハーモニーとなり、さらにそれぞれに異なる息継ぎの周期が干渉し合って全体の音量がうねり、数少ない男性の低音の長い周期が、まるでロックバンドのベースのようなグルーブ感を醸し出しており、信じている人にとっては麻薬のように気持ちが良いものと想像された。

途中「ご本尊様の製造方法」と「お経が人間の運命を変えるメカニズム」について質問をし、有意義なディスカッションをさせていただいた。なお、ご本尊様の撮影だけはまずいということで、叶わなかった。

こうしてドーサン最後の日曜日は有意義に過ぎたのだった。