カメラ位置の問題について、ITTFの榎並さんから紹介をもらった、「頭の柔らかそうな若手」であるスティーブという人にメールを出した。
http://www.ittf.com/main/menus/menu_office.html
ここの一番上に載っている人だ。
よい撮影の例としてリフレックススポーツ社の「The Wonderful and Wacky World of Table Tennis」と、2009年横浜大会のベスト8決定の試合、悪い撮影の例として同じく準決勝、決勝の試合のDVDを送って見てもらうことにした。
送る前にあらためて見直したのだが、準決勝と決勝の撮影のひどさにまたまた怒りが沸いてきた。世界最高峰の試合をあんなメチャクチャな撮影をされて本当に残念である。歴史的なラリーがあったかもしれないのに、それはちゃんとした映像として記録されていないのだ。ITTFは卓球の魅力を広めるのを妨害しているようなものだ。それで「映像が売れない」と嘆いているというが、そんなの当たり前ではないか。
いきおい、スティーブへのコメントもきつくなり「本当にあなたはこの映像が良いと思うのか聞かせて欲しい。もしそう思うのなら私はあきらめる。しかし覚えておいてほしい。ほとんどの卓球ファンは私と同じ考えであり、今の映像が良いと思っているのは卓球のことをよく知らないテレビ局とITTFのメンバーだけです」と書いてやった。
このキツイ書き方がかえって反感を招いて逆効果になるような気もするが、普通の書き方ならとっくにこれまでやっているので、半ばヤケクソだ(スティーブには榎並さんが私の論文を送ってあり、すでに私の主張は知っているのだ)。それにしても馬対王励勤の準決勝の映像はひどい。重要な試合に限ってITTFのテレビ放送のガイドラインが適用されて悪い画面になるのだから本当に悔しい。