何でもないような夜

毎週土曜の夜、卓球の帰りに心地よい疲労感でお菓子や飲み物を買いに寄っていたセブンイレブンを見てきた。この店で買い物をしているときの悩み事といえば、どれを買ったら美味くてカロリーが少ないかぐらいのものだった。

何でもないようなことが/幸せだったと思う/何でもない夜のこと/二度とは戻れない夜

という誰かの歌をしつこくこのコンビニで聞かされていて、そのたびに「ああ、何か不幸があると後でそう思うんだろうな、今の何でもない状況を楽しもう」と思ったものだった。

今、そういう日常が非常に懐かしい。