さらにこういうのもあった。
ちなみに、どの冊子も絵はほとんど私が描いている。雑誌や本に対する情熱があったのかといえばそうでもなく、とにかく悪ふざけをしたかっただけなのだ。だから真面目な本を読んだり書いたりすることには興味がなかった。
先の夢は昨日のだが、今朝も奇妙な夢を見た。
献血をしたときに糖尿病になりかかってていると忠告を受けて以来、糖分や食事量には気をつけているのだが、その後、検査をしていないので進行が止まっているのかどうかわからない。
それで、糖尿病の検査をした夢を見た。結果は、糖尿病は問題ないのだが、PSAが1200万だというのだ!PSAとは前立腺がんの指標で、4~10だと前立腺がんである可能性が25%、PSAが10以上だと50%だといわれているものだ。実は私はこれも以前から高く、6~7ぐらいであり、前立腺がんの検査を2回ほど受けている。そのPSAが1200万だというのだ!10でもがんの確率が50%なのに、それが1200万!癌である確率はいったいどれほどなのだろうか。そもそもそんな数値が出うる測定なのだろうか。
「前立腺がんなんでしょうか?」と聞くと医者はその質問には答えず、「すぐに治療をしないといけない」の一点張りだ。何の自覚症状もなかったが私はやっぱりレーティングを入れられずにここで死ぬのかとまた思った。
医者の治療はなんとも恐ろしいものだった。尿道を広げてそこにミミズみたいな生き物を3匹入れるのだ。そしてしばらく待つと吐き気がしてきて、食道を上がってきたミミズを口から指で引っ張り出すのだ。これが治療だという。引っ張り出したミミズは、私の体の中で治療の仕事をしたものらしく、硬く灰色になって死んでいる。「尿道をいくら遡ったってせいぜい腎臓で止まるはずで、食道まで来られる道はないはずだ」と思うが、また吐き気がしてきてもう一匹をつまみ出す。3匹目は出てこなかった。
また医者に「これはシリアスな病気なのですか?」となぜかシリアスだけ英語で聞くと、医者は「あ?いや、全然。なんでもないんですよ。」と笑った。
目が覚めて、死なずに済んで心底ほっとした後で、PSAが1200万で人の尿道にミミズまで入れておいて「なんでもない」とはどういうことよ、と可笑しくてしかたがなかった。
いやにリアルな奇妙な夢を見た。
世界選手権の男子団体の決勝を観戦しているのだが、それがユーゴ対韓国なのだ。
「中国はどこで負けたのだろう?最近では中国が優勝しなかった世界選手権はないはずだから、これはいったいいつの世界選手権だ?」と思った。今観戦しているのに、なぜか過去の世界選手権の記録と照合しているのがおかしいが、そこが夢の浅はかさである。
途中からフェンス際まで観客を入れることになったので、みんながどっと押し寄せた。私は最前列で試合を見ることになった。コートにいるのはなぜかスマップの中居。ところが中居は、プレーをする前に観客席にいた自分のマネージャーを責めはじめた。「お前がちゃんとしてないから俺は上手く卓球が出来ないんだ」とかなんとか言うのだ。それを聞いていて腹が立った私は「人のせいにするな!」と叫び、観客の同意を得た。
公衆の面前で人を非難したことに決まり悪さを感じた私は、試合後に中居と話しに学校の職員室へ行く。中居はなぜか高校教師だったのだ!職員室に行くと、中居が先の世界選手権について「観客に卓球をわかってない素人がいて、マネージャーとのかけあいの芸をだいなしにされましてねえ。」としみじみと語った。そうか、あれは観客を喜ばせるための芸だったのかと自分の不明を恥じる私。しかも私は卓球をわかってない素人だっとは。
私は中居に謝罪をした。中居は「教育っていうのはそういうもんでしょう」なんて目を細めている(この時点で中居は全然中居の顔ではなくヒゲ面に眼鏡をかけたオヤジになっている)。
以上が夢の内容だ。
精神分析医はこの夢から私の潜在意識をどのように判定してくれるだろうか。