年別アーカイブ: 2011

『世界名作童話集』『日本古典文学全集』

さらにこういうのもあった。

ちなみに、どの冊子も絵はほとんど私が描いている。雑誌や本に対する情熱があったのかといえばそうでもなく、とにかく悪ふざけをしたかっただけなのだ。だから真面目な本を読んだり書いたりすることには興味がなかった。

『体験実話特集』

同じく、中学校時代に作った小冊子が見つかった。
青年団か何かの催しで、ノート1枚に切り込みを入れて折ると8ページの小冊子が出来ることを教えられたので、おふざけの小冊子を作ることを思い立った。それで、友人と二人で10冊になるまで作ったのだ。

昭和52年とあるので、今から34年前である。さすがに紙が黄ばんでいるが、ペンや色鉛筆の色が意外と鮮やかである。

内容は体験も実話もなく、すべてクラスメートを題材にした内輪のギャグばかりで、ここで紹介できるようなものは何一つない。こんなことをやっていたこと自体を笑っていただければと思う。

校長先生の学生証

実家にあずけておいた思い出のガラクタ箱を久しぶりに見たら、いろいろなものが出てきた。

その中に、高校生のときに作った校長先生の学生証があった。友人が0.3mmだか0.1mmだかの極細ボールペンを買ったというので、そのあまりの細さに感激し、学生証を偽造することを思い立ったのだった。

学校の印の部分は描けそうになかったので、消しゴムを彫って印を作って押したのだった。ここまで凝っているのに紙はノートの切れ端である。

今にして思えば、極細ボールペンからどうして偽造になるのかわからないが、ともかく当時はそう考えたのだ。この後、五百円札も偽造したが知人にあげてしまった。

マッカーサー元帥コース

どこがマッカーサーなのかはまったくわからなかったが、料理はどれも美味しく、雰囲気もとてもよかった。

途中で、不愉快なトランペットの音が店内に響き分かって会話の邪魔になったが、よく見るとこの店はジャズレストランであり、生演奏が自慢の店であった。

店を出るとすっかり暗くなっていて、店の灯りが綺麗だった。

マッカーサー元帥サラダ

また厚木に出張に来ていて、今晩は同僚とちょっと珍しい店で夕食を採った。

その名も「マッカーサー・ガレージ」と言い、大東亜戦争敗戦後に日本を統治したアメリカ軍の元帥にちなんだ店だ。店の外にはでかでかとマッカーサー様の絵が描いてあり、店内には、マッカーサーが乗っていた本物の自動車が置いてある。

メニューには「マッカーサー元帥サラダ」とか「マッカーサー風ピザ」とか、あちこちにマッカーサーの名を冠した料理名が書いてある。どこが普通の料理と違うのか、見ただけではまったく分からないのが痛いところだが・・・

ホルモン焼き「つなみや」

最寄の駅の近くにあって、以前から見るたびに気になっていた店がある。その名も「つなみや」である。

ほんの数百メートルぐらい近くまで水が来たところにある店で、震災前からこの名前なのだ。震災後に初めてこの店を見た人は「不謹慎だ」と誤解する人もいるのではないだろうか。さらに不謹慎な単語がメニューに載っていないことを祈るばかりだ。

卓球イベントの慰労会

金曜には、先日の屋外卓球イベントの慰労会をやった。

仙台の中心部はなにもかもがすっかり震災前の状態に戻っていて、以前と変わらない飲み会ができるようになったのが嬉しい。

卓球の飲み会だけあり、話題の半分ほどは卓球のことであった。小室がサービスの出し方の発見を披露しながら、メニューをラケット代りに振って岩井さんの頭を何度もこづいたかと思えば、岩井さんが卓球の動画が入ったウォークマンを披露した。酔った頭でワルドナーの神業や、パリ大会のシュラガーを見るのは至福だった。

寂しい飲み屋街

水曜に、職場の飲み会があった。会社ではまだ津波からの復興作業をやっているのだが、他の工場からの応援が来ていて、その人たちの労をねぎらう飲み会だ。

職場の近くの飲み屋街で飲んだのだが、その通りで再開しているのは1店だけであり、以前、通りの両側にあった色とりどりの灯りが見られないのが寂しかった。2メートル近くも冠水したのだから仕方がない。

奇妙な夢2

先の夢は昨日のだが、今朝も奇妙な夢を見た。

献血をしたときに糖尿病になりかかってていると忠告を受けて以来、糖分や食事量には気をつけているのだが、その後、検査をしていないので進行が止まっているのかどうかわからない。

それで、糖尿病の検査をした夢を見た。結果は、糖尿病は問題ないのだが、PSAが1200万だというのだ!PSAとは前立腺がんの指標で、4~10だと前立腺がんである可能性が25%、PSAが10以上だと50%だといわれているものだ。実は私はこれも以前から高く、6~7ぐらいであり、前立腺がんの検査を2回ほど受けている。そのPSAが1200万だというのだ!10でもがんの確率が50%なのに、それが1200万!癌である確率はいったいどれほどなのだろうか。そもそもそんな数値が出うる測定なのだろうか。

「前立腺がんなんでしょうか?」と聞くと医者はその質問には答えず、「すぐに治療をしないといけない」の一点張りだ。何の自覚症状もなかったが私はやっぱりレーティングを入れられずにここで死ぬのかとまた思った。

医者の治療はなんとも恐ろしいものだった。尿道を広げてそこにミミズみたいな生き物を3匹入れるのだ。そしてしばらく待つと吐き気がしてきて、食道を上がってきたミミズを口から指で引っ張り出すのだ。これが治療だという。引っ張り出したミミズは、私の体の中で治療の仕事をしたものらしく、硬く灰色になって死んでいる。「尿道をいくら遡ったってせいぜい腎臓で止まるはずで、食道まで来られる道はないはずだ」と思うが、また吐き気がしてきてもう一匹をつまみ出す。3匹目は出てこなかった。

また医者に「これはシリアスな病気なのですか?」となぜかシリアスだけ英語で聞くと、医者は「あ?いや、全然。なんでもないんですよ。」と笑った。

目が覚めて、死なずに済んで心底ほっとした後で、PSAが1200万で人の尿道にミミズまで入れておいて「なんでもない」とはどういうことよ、と可笑しくてしかたがなかった。

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