年別アーカイブ: 2011

奇妙な夢

いやにリアルな奇妙な夢を見た。

世界選手権の男子団体の決勝を観戦しているのだが、それがユーゴ対韓国なのだ。
「中国はどこで負けたのだろう?最近では中国が優勝しなかった世界選手権はないはずだから、これはいったいいつの世界選手権だ?」と思った。今観戦しているのに、なぜか過去の世界選手権の記録と照合しているのがおかしいが、そこが夢の浅はかさである。

途中からフェンス際まで観客を入れることになったので、みんながどっと押し寄せた。私は最前列で試合を見ることになった。コートにいるのはなぜかスマップの中居。ところが中居は、プレーをする前に観客席にいた自分のマネージャーを責めはじめた。「お前がちゃんとしてないから俺は上手く卓球が出来ないんだ」とかなんとか言うのだ。それを聞いていて腹が立った私は「人のせいにするな!」と叫び、観客の同意を得た。

公衆の面前で人を非難したことに決まり悪さを感じた私は、試合後に中居と話しに学校の職員室へ行く。中居はなぜか高校教師だったのだ!職員室に行くと、中居が先の世界選手権について「観客に卓球をわかってない素人がいて、マネージャーとのかけあいの芸をだいなしにされましてねえ。」としみじみと語った。そうか、あれは観客を喜ばせるための芸だったのかと自分の不明を恥じる私。しかも私は卓球をわかってない素人だっとは。

私は中居に謝罪をした。中居は「教育っていうのはそういうもんでしょう」なんて目を細めている(この時点で中居は全然中居の顔ではなくヒゲ面に眼鏡をかけたオヤジになっている)。

以上が夢の内容だ。
精神分析医はこの夢から私の潜在意識をどのように判定してくれるだろうか。

ファンレター

卓球王国のアンケートはがきに、私の連載である『奇天烈逆も~ション』についてコメントが書いてあると、そのつど編集部が私にコピーを送ってくれるのだが、4月号のアンケートハガキに面白いのがあった。

以下にその文面を紹介しよう。

”奇天烈逆も~ション”の中にあった、一流選手の球を出せるマシンがあったらいいな、と私も思ってました。
私だったら、リ・グンサンのカット、粒アタック、金擇洙のパワードライブ、蔡振華のアンチ、ワルドナーのサーブ、劉国梁のサーブ、ロスコフのバックドライブ、孔令輝のストップ、王涛のバックブロックミート、鄧亜秤の粒アタック、朴英順のミートetc..をつけてほしいですね!
(PN. 和製ジーコ 卓球歴3年 中学生 15歳 女性)

ふふ、ふざけるなっ!こんな女子中学生がいるかーっ!

「暇つぶし」

出張の帰りに東京駅で、以前から気になっていた駅弁を買って食べた。

「ひまつぶし」とはいったいどういう弁当なのかと思っていたら、実は「ひつまぶし」だった。どちらにしても意味は分からないが。

原材料の欄を見ると、添加物がぎっしりと書かれていて好感が持てた。無添加だの手間ひまかけただのと強調されるより、よほど潔い。保存料でも着色料でもバンバン入れて欲しいものだ(これはちょっと入れすぎの感もあるが)。もちろん美味しかった。私はだいたい何でも美味しいのだけど。

厚木のホテル

出張で厚木に来ている。泊まっているホテルが素晴らしい。なんと、1階にマンガの本が大量に置いてある図書室があるのだ。こんなこととは知らず、ウオッシュレットがあるという情報だけでホテルを決めたのに、嬉しい驚きだ。

今後の定宿にしようと早くも考えている。

さらに海辺へ

小室の自宅の次は、彼の両親が暮らす実家に向かった。ここはさらに海側にあり、大破どころか基礎しか残っていなかった。あまりの景色の変貌に、小室自身、玄関の緑色のコンクリートによってやっとそこが実家であることがわかるという有様であった。このあたりでは10人に1人の割合で亡くなったらしいが、彼の両親は無事であった。小室も両親も今はアパートを借りて住んでいる。

茨城県卓球協会からいらした野々村さんは、小室の実家の庭に力強く生えている植物に何かを感じたらしく「新幹線で持って返る」と言ってほっくり返していた。

被災状況の視察

会場に行く前、津波の被害が大きかったところに状況を視察に行った。

その途中、今回のイベントのスタッフでかつ3番弟子である小室の自宅に行った。家族に被害はなかったものの、彼の家は二階まで津波が上がったのだ。

小室は「自分の家に協和発酵の方々が来るなんて信じられません」と興奮しながら、大破した家の前で記念写真を撮った。まさかとは思うが、家よりも卓球の方が大事であるかのように聞こえるのだが・・・。

田勢選手に挑戦!

挑戦コーナーでは、最初、こちらで強い人を指名してやっていたのだが、そのうちみんな勝手に挑戦するようになってしまった。まあ、これも開放的な屋外イベントならではだろう。選手の皆さんは大変だったと思う。

どさくさに紛れて私も田勢選手に挑んだ。出足で体がバラバラになるかと思うほどの無理なフットワークから超絶スマッシュを3発ぶち込んで0-3としたが、そこまでだった。

イベントは大成功

当日は高総体で高校生が来られないため、お客さんの入りが心配だったが、小中学生やら近隣の一般住民やらで、ピーク時には120人ほどになり、かなり盛況だった。

風は少々吹いていたが、なんとか卓球をできる程度であり「急遽屋内へ変更」という最悪の事態は免れた。屋内会場も確保していたとはいえ、出してしまった用具の撤収、観客の減りなど、どうなったかと思うと想像するだけで恐ろしい。

協和発酵キリンのメンバーによる模範試合、サーブ体験、ドライブ体験、さらには1ゲームづつの挑戦コーナーなど、ちょっと盛りだくさん過ぎた嫌いがあるが、参加した人たちはたっぷりと楽しんでくれたので、それだけでも大成功だったといえる。

屋外の卓球台で協和発酵キリンのメンバーが試合をするという光景は、かなりシュールであった。

晴れた

昨夜、一瞬だけ雨が降って慌てたが、今朝は見事に晴れた。

天気予報によれば、降水確率は20%、風は1.5mだ。よほどのことがない限り、港南住宅のテニスコートで決行するだろう。適度に雲があるため、暑過ぎずちょうど良い感じだ。

協和発酵キリン男子卓球部の選手の他、前原正浩専務理事を初めとした日本卓球協会の面々も訪れることになっている。

一行は昼頃に駅に着くので我々が車で出迎えるのだが、イベント会場に来る途中で、あちこちを回って被災状況を視察してからイベント会場に到着する予定だ。その間は、精鋭スタッフである田村くんが会場で「お留守番」だ。得意のトラブルがないことを願うばかりだ。

仙台特派員

「スタッフになった覚えはない」といえば、今野編集長から「条太さん、卓球王国の仙台特派員として写真撮って記事も書いてください。6月号に載せるのでイベント終わったらすぐにね」とメールが来た。仙台特派員になった覚えはないのだが。

いっそのこと今から書いたるか。見込みで。

「見事に空は晴れわたり、予想以上の観客数に協和発酵キリンのメンバーもいやがうえに力が入った」なんて。