『東京大学物語』の卓球勝負

泊まったホテルにはマンガや本がおいてある図書室があって、読み放題である。

そこで『東京大学物語』というマンガをパラパラとめくっていたら、なんと主人公たちがかなり多くのページを費やして卓球の勝負をする巻があった(第8巻だ)。

その描写が意外にもしっかりしているのに感心した。後の『ピンポン』にも通じる激しい描写だ。しかし、さすがに著者の卓球研究力にも限界があると見えて、あるコマではシーミラー・グリップなのであった。

なお、このマンガは基本的に男の妄想の結晶のようなマンガなので、読んでみようと思う方はこの点をご理解願いたい。