「悪い例」

人間ドックを受けてきた。その問診表で自分に当てはまるところをマークシートみたいにして書くのだが、例によってその説明の「悪い例」が可笑しい。

縦に線を引けと書いてあるのに、こうもきっちりときれいに横線を引くというのは、悪い例というよりは、明確に反抗しているか、はたまた何かの病気だということだろう。こんな例がいったい何の説明になっているのだろうか。

卓球の指導書でも、グリップや構えの悪い例が載っていて、それが余りにも非現実的かつご丁寧に悪い例なので、よく笑ったものだ。