月別アーカイブ: 12月 2012

卓球王国編集部訪問

土日と卓球王国編集部を訪問した。

一応、仕事の打ち合わせだ。

12/21にリニューアルされるウェブサイトを見せてもらったが、予想以上の情報量のバケモノサイトだ。

編集部員たちは、雑誌の締切り直後だったが、そのままウェブサイトのリニューアルに向けて突貫体制だそうで、今のウェブサイトのトピックスにその宣伝を書く余裕もないとのことで、代わりに私がこのブログで書く次第だ。

新幹線の商品カタログがまた更新されていたが、あまり目新しいものはなかったが「着る毛布」のモデルたちのしぐさが表情豊かすぎて可笑しかったので紹介しておく。「毛布着てなにやってるお前ら」と言いたい。

男性を虜にするモテ技

ネットで面白い記事を見つけた。男性を虜にするモテ技だそうだ。

1.彼の目を3秒見つめて目があったらそらす
2.振り返るときには上目使い
3.耳元で話しかける
4.なんでもない瞬間にそっと太ももに手を置く
5.「すごい!」と彼を褒める

ううむ、モテるどころか5以外は病気の人だと思われそうな気がするのだが・・・

卓球王国ウェブサイトリニューアルのお知らせ

12/21に卓球王国のウェブサイトが新しくなります。
それに伴い、このブログのURLも変更になるかもしれません。

もし12/21以降にアクセスしてエラーになる場合にはURLが変わったということですので「卓球王国」のトップページからこのブログを探してください。新しいウェブサイトでもこのブログは続ける予定ですので引き続きよろしくお願いします。

ビートルズの『イマジン』?

本屋で珍しい本を見つけた。
『ビートル頭』と書いてビートルズと読ませる本らしい。
私はビートルズにはちょっとうるさいファンなので、題名に「ビートルズ」の文字があれば、とりあえず手に取ってみるのだ。

本書は、ビートルズに影響を受け、現在はテレビ業界で放送作家やらミュージシャンやらをやっている著者が、なにやらクリエイターになるためのコツみたいなものを指南するものらしい。

それはいいとして、たまたまめくったページを見て吹き出した。「ビートルズのイマジン」だそうだ。この人は、ビートルズに影響を受けたと言っていながら、ビートルズが解散してからジョン・レノンが発表した2作目のアルバムの中の曲をビートルズの曲だと思っているのだ。そんな「ビートルズファン」がいるとはとても想像がつかない。

一般の人が知らないのは当たり前だが、仮にも題名にビートルズという言葉が入った本を書こうという人が、こんなことを確かめもぜずに書き、編集者も印刷所も誰ひとりそれに気づかないというのはちょっとした奇跡だろう。万が一、本書が増刷されるときには訂正するのだろうが、すでに何千冊かはこの間違いが公然と印刷されて本屋に並んでいるのだ。ある意味、貴重な本である。

エネルギッシュなKさん

一昨日は久しぶりに大きな地震が来て交通網が麻痺したため、東京からの出張者が帰るのをあきらめて泊まることになった。私は田村らと予定していた飲み会に行けなくなったので「飲みたい」という気持ちを出張者にぶつけた結果、二日連続でお酒をお供することになった。

昨日紹介したNさんとコンビで出張に来ていたのがKさんという人だ。
この方もまた強烈な人で、とにかくエネルギーの量が半端ではなかった。エネルギー保存の法則はどこいった?という感じである。

女性では珍しく、東工大の大学院を卒業しているのだが、入学までの経緯がとても興味深かった。話せば長くなるが、彼女は中学時代、運動をしなかったためか大変な肥満であり、3年間で体重が28キロから56キロまで倍に増えたのだという。当然、それは大きなコンプレックスとなり、高校ではなんとかそれを挽回しようとバドミントン部に入学。ランニングをすれば学校でビリから2番目だったという。部活では来る日も来る日も走らせられ、グラウンド走では女子には2週抜かされ男子には3週も抜かされる。とにかく遅いために自分だけ休憩する時間も与えられずに次の運動をさせられる日々だったという。

ところが2年のある日「あれ、今日はあんまり苦しくない」と感じたのを皮切りにどんどんと速くなり、ついには全校で9番になってしまった。これで彼女は「自分にできないことはない。何でもできる!」と思い込むに至った。これはその後の彼女の人生を決めるのに十分な経験であった。そして彼女はあろうことか「東大に入る」と何の脈絡もなく決意をするに至る。なんという思い込みの強さだろうか。

「君には無理だ」という誰の意見も聞かず、1年目は受験した学校をすべて落ちて軽く浪人(ほとんど名前しか書けなかったという)。それもそのはず、その時点の彼女の偏差値は38だったという。これでは東大どころか東大寺も入れまい。それから気が違ったように勉強をし、夏にはもう偏差値75になったというのだから、凄いというよりも、この人はどこかオカしいのではないだろうか。

彼女の異様なポジティブさを表す話がある。浪人中、志望校は東大だったのだが、何度模試を受けてもE判定以外は見たことがなかったという(Eより下はないのだ)。そのためDとの距離がずっとわからなかったのだが、あるとき初めてD判定をとり「よし!これで東大が射程距離に入った!」と思ったというのだからあきれる能天気さである。同じ予備校に通う東大教授の息子がB判定で早々に東大を諦めて東工大に志望を落としたのと好対照だったという。

ここまで話を聞くと、誰でも努力すれば成果が出るという「いい話」に聞こえるが、もちろん私はこういう話は簡単には信用しない。いくらなんでも根っから理解力も記憶力もない人が努力して東工大に入れるなんてことがあるはずがない。

「もしかしてあなたはもともと頭は良いのに、恐ろしく間違った勉強をしていただけなのでは?」と聞くと、案の定、その通りであった。成績が悪いときは、答を見てそれを理解しただけでわかった気になって、自分で解いてみるということをしたことがなかったという。また、数学はいつも半分しか点を採れなかったが、あるとき、テストの後に「解るまでじっくり解いてみよう」とゆっくりとやってみたらなんと全部できたという。一体どれだけ慌て者だったのだろうか。

私はかつて、家庭教師先のお母さんが「この子は頭は悪くないんですが勉強のやり方がわからないだけなんです」と異口同音に言うのを聞いて、いつも「それは違う」と思っていたのだが、本当にそういう人がいたのだ。

ともかくこのKさん、異様にエネルギッシュで、バドミントンは東工大時代に国公立大会で優勝して今も現役で、他にマラソン、登山、スキー、それでもあきたらず昨年から娘に習わせていたクラシックバレエをついには自分もやり始め、上がらない足を上げるのに苦労しているという。そして仕事では新商品立ち上げのキーパーソンとして仙台に出張に来ているのだ。いやはや圧倒的なエネルギーである。

この泊まりの出張で、朝食と弁当を作らなくてもよいのが嬉しくてたまらないと言っていた。なんともお疲れ様なことである。体を大事にしてほしいものだ。

写真マニアのNさん

一昨日、東京の部署から出張に来た方々と懇親会を行った。そこで趣味の話になったのだが、Nさんという人が大変な写真好きであることがわかった。

どれくらい好きかというと、中学高校大学と写真部に所属し、家には現像用の暗室があるという。そもそもお父さんが新聞記者で幼少時よりカメラに囲まれて育ち、Nさんが初めて立ったとき、首にカメラをぶら下げられて撮られた写真が残っているという。

写真好きのために良い思いをしたこともあるらしい。大学時代に美術館で写真の展示会を行ったところ、見学に来た女子高校生の二人組みに気に入られ(写真なのかNさんなのか)、その二人組が大学の部室にちょくちょく来るようになったのだという。うーむ、青春である。

Nさんはカバンからカメラを取り出した。ソニーから新しく発売されたRX-1という24万円もする高級機だ。このカメラ、とにかく徹底的に画質にこだわっているらしく、CCDが35mmもある上に、手振れ補正なし、ズームもなしのツァイスの固定レンズだという。ブレて撮れないなんていうヤツは買わなくていいと言わんばかりなのだ。Nさんはこのカメラがとにかく素晴らしいと激賞していた。人生のほとんどの時間をカメラとともに過ごしてきたNさんにして、そのホールド感も含めて完璧なのだという。

Nさんが撮ったある写真を見せてくれたのだが、ぬいぐるみの写真を拡大すると繊維一本づつまで写っている。レースのカーテンから屋外を取った写真でも、拡大すると当然レースの一本づつが写っている。

ううむ。こういうことで本当に女子高校生の心を動かすことができたのだろうか。

重要ではないこと

会社で、自分のキャリアを考え直すとかいう研修を受けた。

その中にはいくつか「なるほど」と思うことが書いてあったのだが、苦笑したのが、緊急性と重要度で行動を分類した表だ。どうも私は、緊急で重要な「締切り(もちろん卓球王国のだ)」よりも緊急性がなくて重要ではないことばかりしているようで、その最たるものがこのブログだ。

他にもアインシュタインの言葉というのが面白かった。

小室の新居

津波で家が全壊した小室が、近くに家を新築した。地震保険やら公共の補助やらをフル活用し、地震の前よりも立派な家を建てたのだ。

台所には卓球台がドカンと置いてあり、防球ネットは手作りだ。気になったのは、食卓がないことだが、この卓球台で食事をするのだろうなやっぱり・・・(聞いてみたらさすがにそれはないそうだ)。

玄関に愛ちゃんのサインとともに私のサインも飾ってあるところが偉いが、来る客には「これ誰?」と言われるそうだ。当たり前だ。

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