東京に帰った山岡は原因不明の鼻血を訴える。
山岡「なんかオレ、鼻血がとまらないんだ」
ゆう子「いいから鼻にティッシュでも詰めてさっさと朝飯食べてちょうだい。こちとらガキどもを幼稚園に連れて行かなくちゃいけないのよ」
山岡「でも、この鼻血はただごとじゃないって思うんだ」
ゆう子「はいはい。先週は七福神が枕元に現れるし、その前は円盤にのって金星に行ってきたんだったわよね。鼻血くらいどうってことないじゃないの。もう嫌。」
山岡「おい、どうして泣いてるんだ?」
ゆう子「なんでもないわ。とにかく早くご飯食べて!お願いだから。」
海原「ワーッハッハ、朝からこんな飯とは侘しいことよ貧乏人めが!」
山岡「なにっ!どこから入ってきた!ドロボー、ドロボーだっ!」
海原「ワーッハッハ、見かけによらずこの卵焼きは旨いじゃないか。」
山岡「ああっ、やめろ、返せ!返せよォー」
ゆう子(二人に包丁をつきつけて)「朝っぱらからいい加減にしろよなテメエら。死にたくなかったらさっさと黙って飯食って出て行きな!」
山岡「あれ、雄山、鼻血が出てるぞ」
海原「ああ、ハナクソほじりすぎた」
山岡「こうなったら反原発デモに参加だ」
ゆう子「あなた気をつけてねデモにはならず者もいると聞くわ」
山岡「デモが怖くてトルネード投法ができるかってんでい!」
~デモ当日~
??「うひゃうひゃひゃ」
山岡「なんだこいつ明らかにジャンキーじゃねえか、うわ、何をするやめろ!俺は東電会長じゃない!」
山岡「全くひどい目にあったぜおかげで骨折しちまったよ」
ゆう子「でも今回は鼻血は出なかったわね」
雄山「会津若松の馬刺しは力道山直伝のニンニク味噌で食べる!これが決まりなんだッ!」
うわっ、私の以上に意味が分かりませんっ!
記事とは全く関係ないのですが。
荻村伊智朗というお方は英語が非常に堪能でいらしたと聞きました。
なぜ普通のスポーツ選手だったのに外国語も得意だったのでしょう?
誰か特別な人か所に習いに行ってたりしてたのでしょうか?
それは・・・彼は全然「普通のスポーツ選手」ではないからなのです。
子供のころから母親に「外交官になりなさい」と言われて育ち、最初から目が世界に向いていました。
詳しくは忘れましたが、進駐軍のアメリカ兵から英語を習ったとどこかに書いてあったような気がします。
21歳で参加した世界選手権ではすでに日本選手団の通訳をつとめ、現地から連日のように朝日新聞に自ら選評を寄稿し、そして男子シングルスと男子団体で世界チャンピオンになっています。
その直後にはすでに「将来、国際卓球連盟の会長になる」と言っていたとも聞いたことがあります(実際に、日本発祥以外のスポーツで初の国際連盟の会長になりました)。
ですので、初めから能力というよりは「志」が常人とは違う人なのです。
なるほど、文武両道な人だったんですね。
『卓球・勉強・卓球』によると、中学2年の頃から、国際通訳養成所の私塾に通ったとあります。街にあふれる米軍の兵士を見て、これからは英語が必要な世の中になると思い、本当は大学卒業程度の人が行くところに、無理矢理頼み込んで入れてもらったそうです。