職場の同僚がモダンバレエを見てきたという。なんでも知人が出るというので誘われて見たらしい。私はモダンバレエというものは見たことがなく、イメージがわかなかったのだが、なんとなく体操に対する新体操みたいなものだろうぐらいに考えていた。
実際にはかなり違っていて、まず、ストーリーがあるものだという。しかし台詞はなく、そのストーリーをすべて踊りだけで表現するらしい。これはかなり難しいのではないだろうか。同僚が見た公演は、織田信長にまつわる故事を再現したものらしく、合戦の場面などもあったはずだが、そこでも刀もチャンバラもいっさいないのだそうだ。服装さえも一人が着物みたいなもので、その他の人たちはどうみても侍の服装ではなかったそうだ。
ちなにみ知人の役は「風」だったという。・・・恐ろしやモダンバレエ。それほど極端な芸術であれば、一度は見ておかなくてはなるまい。