先月、実家方面でお酒を飲む機会があったので、普段は車で行くところを新幹線で行ってきた。
最寄りの駅は水沢江刺駅だが、駅構内にいろいろとアピールがあって面白かった。中でも面白かったのは「胆江地域ハリウッド計画」だ。
何年か前にNHKの大河ドラマ「炎立つ」の撮影がこの近くで行われたことをきっかけに、何事かをやらかそうとしているらしい。といっても、この展示はかなり前からあるのだろうし、特に何も起きていないので胸をなでおろした。
ハリウッドとは関係ないが、同じ構内に日高火防祭の神輿の模型が飾ってあった。昔からこの地域で行われる祭りで、火防祭というだけあって、火事を防ぐことを願った祭りだ。
私は小さい頃からこの祭りを見ていたので特に疑問を持ったことはなかったが、あらためて考えてみると、こんな着物を着て灯篭を灯した神輿などを担いだりしたら、火防どころかわずかに火事の危険が高まるなあ、などと無粋なことを思った。長い歴史の中で、この神輿が燃えてしまったなんてことはないのだろうか。
「炎立つ」の原作者は、SF作家の高橋克彦なので、「炎立つ」にはUFOも登場したという話だったが、私は昔からテレビを殆ど見ない人間なので、事実確認はしていない。まぁ、河童は地球の酸素に皮膚を冒された地球外ダイナソイドだと見なすことは可能そうであり、座敷わらしは、作業用クローンのグレイ型宇宙人を見過ったものとも見なせそうで、平安時代に設定できなくもなさそう。