台湾バナナ

今週も台湾に行って来た。台湾赴任の人と夕食を食べたとき、その人は、いかに台湾の果物が美味いかを力説した。たとえばバナナであれば、日本で食べられるバナナは青い状態でもいで、輸送中に黄色くなるのに対して、台湾では熟れた状態でもぐので恐ろしく美味いという。

また、マンゴーなど他の果物についても同様で、彼は日本に帰るときにスーツケースにたくさんの果物を詰め込んで空港で果物犬(そういうのがいるらしい)につかまったことがあるほどだという。農作物の勝手な輸入は禁止されているのだ。

そのときは、枝がついたままのライチをバッグに入れており、空港の人に「枝がついてますが」と言われて「いやこれ、味が全然違うんです」と無意味な言い訳をしたという。「あいつら絶対後で食ったはずだ」と悔しさを隠せないようである。

私は泊まっているホテルの部屋においてあったバナナはすでに食べてみたのだが、美味いことは美味いが驚くほどではなかったと言うと「それはフィリピンから輸入した物に違いない」と言う。

そこまで言われては台湾バナナを食べてみないわけにはいかない。レストランで腹いっぱい食べてホテルに帰った後、ひとりで夜の町に繰り出し、ホテルの人に聞いた「頂好Welcome」というスーパーで、間違いなく台湾産のバナナとマンゴーとキウイを買ってきた。

結果、たしかにべらぼうに甘くて美味かった。こんなものが自然になっていたら人間がダメになるだろうと思った。バナナは普通だったが、マンゴーとキウイはとても柔らかく、ナイフで切っている最中から蜜が皿にたまるほどで、両手と顔を果汁でべちゃべちゃにしながらかぶりついたのであった。

しかし私は、こういうものは日本で売っているものでも十分に美味いので、空港で違法行為をしたり高い金を出したりするほどのことではないと思った。

スーパーでは一番安いものを買ったが、2倍以上もの値段のものもあったので、どれだけ甘いのか次回試してみようと思う。意外と虜になってしまったりして。糖尿病にならないかが心配だ。

台湾バナナ” への 4 件のコメント

  1. かつて、欧米の宣教師達は、「こんなものが自然になっていたら人間がダメになる」と考え、タヒチの原住民に山に自然に生えていたパパイヤやマンゴーの樹を伐採させ、麦を栽培させたそうである。収穫された麦には金銭で支払ったが、原住民は、他に使い途がないので、ウィスキーを買い、アル中になったそうである。タヒチの女性達は性に解放的でタブーも無かったため、派遣された宣教師と交わり梅毒をうつされたそうである。人間がダメにならないための施策が、島民を、アル中と梅毒患者と私生児だらけにすることにつながった歴史は無視しがたい皮肉である。確か、ゴーギャンの本に書かれていたエピソードだったはず。

  2. たぶん糖尿病は、厳密には“なる”のではなく、潜在する糖尿病が顕在化するのである。つまり、伝染性はないがHlVに事情が近いかも。なので、遺伝的に糖尿病の素因が全くない人は、甘いものをナンボ食べても糖尿病の心配はないことになる!因みに私は残念ながら糖尿病である。

      1. まだ、とてつもない費用がかかりそうですが、本気でゲノムを調べ、解析すると、何歳頃にどんな病気になるかまで、みなわかるらしいっすね。

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