プリモラッツとロスコフが優勝したとされるワールドカップの記録を確認した。卓球マニアが涎をたらす催しだ。
まずはプリモラッツ。1993年の記録だ。
確かに優勝している。予選リーグでワルドナーをブチかまし、決勝トーナメントで陳新華、決勝で王涛を破っている。文句なしの優勝だ。当時は中国の低迷期であり、ヨーロッパの全盛時代であったから、中国選手が負けるのはいつものことであった。ところがプリモラッツの直前の世界ランクを見ると15位である。15位の選手が優勝するというのがどうにも不思議だ。
それにしてもこの世界ランクを見てるだけで興奮するなあもう。なんて時代だったんだろうか。これにアペルグレンなど加わった日には・・・堪らん(と思ったらちゃんとアペル、24位にいた。ごめん)
次はロスコフが優勝したとされる1998年のワールドカップだ。確かに優勝している。しかも孔令輝、プリモラッツ、金擇洙をいてこましての優勝だ。泣かせる。
しかし直前の世界ランクは7位。わからん。プリモッツはこの期に及んで3位。どういうことだ一体。そんなに強かったか?
世界選手権やオリンピックではこういうことは起こらないが、ワールドカップでは起こるのだ。こういうところがあまり権威を感じられないところなのかもしれない。
それにしても今回の番組を考えてみると、マリオの教え子としてサムソノフを見逃したのはともかく、パーソン、プリモラッツ、ロスコフの3人が揃って「世界王者」になった大会を探し出したところは特筆に値する。なにしろ卓球マニアの私やコメント欄の常連、KOさんさえ思いつかなかったことなのだ。
卓球人の盲点であった。NHKの取材力、意外とあなどれないと今回初めて思った。参りました。
> しかし直前の世界ランクは7位。わからん。プリモッツはこの期に及んで3位。
> どういうことだ一体。そんなに強かったか?
プリモラッツは前年1997年のワールドカップも優勝していますし,
1998年,1999年は3位.このころ強かったのでしょう.
2002年にも3位になっているので,ワールドカップはゲンのいい大会なんですかね.
NHKはなぜ2度世界王者と書かなかったんだろう?
ん? ITTFのデータベースのプリモラッツの項で1993年ワールドカップが抜けている.
> 世界選手権やオリンピックではこういうことは起こらないが、
> ワールドカップでは起こるのだ。こういうところがあまり権威を感じられないところなのかもしれない。
そうですね.この前平野美宇がワールドカップで優勝しましたが,
小野以来の37年ぶり世界王者,あるいは小和田以来47年ぶりの女子世界王者という論調は全くなかったですね.
こういう話は楽しい(^^).
93年の方の男子ランキングを見ると、ペンが8人もいるのに驚きます。
グルー+38mm+セルロイド球で恐らく卓球が一番速かった時代のはずですから、中国と朝鮮半島の選手の化け物具合が分かります。
ふたつのランキングを比べると、男女とも大幅に顔ぶれが変わってて時代の移ろいを思わせるのに、トンヤーピンがすごいですね。
こんばんわ。
いつも楽しく拝見しております。
奇跡のレッスン、いい番組でしたね。
進君の涙にもらい泣きました。
1998年の世界ランキングの何がすごいって、サムソノフが
いまだに現役バリバリでオリンピック準決勝まで勝ち上がるのが
スゴいと思いました。
またヨーロッパ勢アジア勢入り乱れての群雄割拠の時代が見たいです。
その中で日本が世界の頂点に立ってほしい!
今度はぜひとも『灼熱の卓球娘』を観ていただいて色々とツッコんで
いただきたいです。
「灼熱の卓球娘」ですか(笑)。噂は聞いていますが・・・
こんにちは。いつも拝読しています。
ワールドカップ・・・
確かにNHKさんの認識と、我々マニアの認識では
権威というか、響きが異なりますよね、
世界選手権や五輪と比して。
条太さん、
KOさん(あちこちでお世話になってますm(_ _)m)といった
歴戦のマニアの盲点になるのも頷けます。
感嘆したのは、男子ランキング上位に
‘93年では、中国内外のペン表、ならびに
(ちゃんとフォアカットもする)カットマンが
3名ほどずつ入っていること☆
そして、’98年には”絶滅”していること・・・(T_T)
38mmグルー時代にも
既にこうした流れはあったのですね。
蛇足ですが、’98ワールドカップの記録、
劉松がアルジェリアになっていますね(^_^;)
自分の中では中国系カットマン、ワン・ヤンが
スロバキアかスロベニアか混乱しています・・・
(KOさん、どちらでしたか(;>_<)??)
左中ペン表さん,こんにちは.
他でもご一緒していますね.
あ,本当だ.劉松の所属がアルジェリアになっていますね.
略称のARGを見てアルジェリアと勘違いしたんでしょう.
じゃあ,アルジェリアの略称コードはと思って調べたらDZAらしいです.
なぜDZAだかよくわかりませんが,まあいいですか.
劉松は珍しい左のカットマンでしたが,後に攻撃+ブロック型に変身しましたね.
もう引退したのですかね?
ワン・ヤンはスロバキアです.
間違っているといけないので,ITTFのデータベースで確認しました.
ワン・ヤンはリオにも出ていました.
KOさん、いつもお世話になっていますm(_ _)m☆
劉松は仰る通り左カット出身ということで
(蔡振華もですね)
あまりのフォア打ちの下手さにカットをしていた
当時の自分
(カット打ちができないレベルでは
むしろ勝てるのですσ(^_^;))にとっての
一抹の希望でしたので、こだわりが・・・
アルジェリアの略号はDZAですか。
英語もアラビア語もさっぱりな自分にも
正直やはりさっぱり\(;゚∇゚)/(汗
アルゼンチンのレベルならば
失礼ながら、相当ベテランでも
代表は固いと思われますが、引退ですかね(´ヘ`;)?
何志文を見習ってほしいもの・・・
>ワン・ヤンはスロバキアです
わざわざのご確認、畏れ入ります。
”別サイト”の管理人さんも
当初混乱していらしたようですし
マニア道素人の自分が不覚なのも
致し方なしと自己弁護するものですσ(^◇^;)(オイ
来年もどうぞ、
迷える子羊の案内を宜しくm(_ _)m(切
※条太さん、本題を離れた
投稿者同士のコメ欄での遣り取り、
平に御容赦をm(_ _)m!