ある人から「携帯の五輪サイトにパーソンのことをペーションと書いてあった」と報告があった。外国語の音を片仮名にするのだからいろんな表現があるのは当たり前だが、少なくとも日本国内で統一された表現にすることが最低限必要だろう。
現代卓球の偉人、スウェーデンのヨルゲン・パーソンの日本での扱いはその程度だということなのだ。92年のバルセロナ五輪でも「イエルゲン・ペション」とテレビ放送されたものだ。「卓球の選手名が日本の卓球界で通常どのように記述されているか気にかける必要などない」というわけだ。雑誌卓球王国を見れば、卓球関係のサイトを見れば、ウイキペディアを見れば、卓球ファンの日本人に聞けば簡単にわかることなのに、たったそれだけの手間さえかける必要ないと思われているのだ。
情けなく、悔しい。