Callaway Gardenに行ってきた

同僚のゲイリーに教えてもらったCallaway Gardenというところに一泊してきた。大きな敷地の公園で、電球をたくさん使った電飾が見事だと言うので2ヶ月くらい前から予約していたのだ。ドーサンからは車で3時間くらいだった。窓の無い車に乗せられてゆっくりと園内を回って電飾を見たのだが、一周するのに一時間もかかってとても寒かった。電球は800万個使っているそうで、大変な規模だ。たしかに綺麗だったが、電飾で綺麗なのには限界があるなあと思った。いくら色が鮮やかでもそれ以外の情緒に訴えてはこなかった。子供たちもイマイチという感じだった。私も高校ぐらいまでは、「面白い」ことだけが価値であり、「綺麗」などというものには何の価値も感じなかったので、今の息子たちが感動しなくても当然だと思う。

翌日は近くのサファリパークに行った。サファリパークというものは初めてだった。レンタカー代をけちって自分の車で園内に入ったら、バカでかいトナカイみたいなのに角で車を傷つけられた。車の近くに餌を落としてしまったので、それをトナカイが食べようとしたものだから進化の袋小路である無用のツノが車をこすったのだ。しかし、前を走っていた施設のレンタカーをみると、窓ガラスがなくて、トナカイやバイソンが頭部をまるごと車内に入れて客の餌を食っていたので、たぶん上半身ヨダレだらけになっているだろう。それも困る。汚れてもいいようにカッパでも着て行って、レンタカーを借りるのがいいのだろうきっと。もう行くこともないと思うが、万が一あったら覚えておこう。

帰りにドーサン近くの郊外のところで思わぬ看板を妻が見つけた。「サイッキック・リーディング」とある。さすがアメリカだ。ここまで大っぴらに超能力をうたうとは。たぶん、行方不明の子供の居場所などを透視するのだろう。私はこういうものはインチキだと思っているのだが、どうインチキなのかとか、その証拠を見つけるとかに大変興味がある。ところが妻は、私と違って「議論する時間ももったいない」ほどの完全否定なので、どんなに私がこの話をしたくても「時間のムダ、人生のムダ」と相手にしてくれない。それで私は、職場の同僚や友人に唾を飛ばして語ることになるわけである。もちろん、「テレビのチカラ」や「超能力捜査官」など論外である。http://www005.upp.so-net.ne.jp/kaieda/tousinouryoku.html