大会一日目の夜には、水沢グランドホテルで祝賀会となった。青森山田の板垣監督と、正智深谷の平監督をはじめ他校の監督さん方がご列席の中、OB会の歩みの紹介やら40周年の祝辞やら「他校の先生方にはどうでも良いことなのではないか」と懸念される祝賀会が滞りなく進んだ。
来賓代表で板垣監督のスピーチの後、満を持した私が登場し、このOB会の異常さをご来賓の方たに紹介し、ついでに『ようこそ卓球地獄へ』の宣伝をする見事なスパークを見せたのであった。スピーチが受けたためか、用意した30冊はすぐに売り切れ、サインには長蛇の列(5人ほど)ができたのであった。他校の先生方にも買っていただいたのは光栄である。
二次会は、他校の監督さん方の卓球遍歴やら日本卓球界の爆弾情報やらを聞かせていただける貴重な会となった。こういう方々と話をするときに注意をしなくてはならないことがある。皆さん、自分は大したことない選手だと言うから親近感を覚えるのだが、それを真に受けてはいけないのだ。
平さんが強いのは当たり前として、板垣さんは「自分は卓球は下手で全然です」と言うのだが、よく聞くと2年連続でインカレの決勝ラストで勝って中央大の二連覇を決めたとか、秋田高校の伊藤則和さんは全日本ランカー、黒石商業の山本さんは「インターハイではベスト8止まりでした」などと言うのだからたまらない。まったく油断も隙もない人たちである。
秋田高校の伊藤則和さんは全日本ランカーでありながら卓球オタクで、私の記事をかなり深く読み込んでいる珍しい方であり、私のファンにも強い人がいるということで気をよくした夜であった。
不覚にも、私も「ようこそ卓球地獄へ」を買ってしまいました。
ほとんどは、一度読んでいるはずなのに笑ってしまう・・・。
暫く楽しめそうです。
不覚にも、ありがとうございます。笑っていただけて嬉しいです。これからもよろしくお願いします。
伊藤和則さんって左利きじゃないですか?
なんとなく卓球レポートで読んだ記憶があります。
間違ってなければ良いですが…。
左利きで、シュートドライブが決め球だと言っていました。和則さんではなく則和さんですね。