昨年、日本エレキテル連合という漫才だかコントの「だめよーだめだめ」というのが流行した。今でもときどきこの台詞がテレビにでることがあるし、一般の人でもちょっと言うことがあるだろう。
しかし私にはこれのどこがギャグなのかわからない。世の中に面白くないギャグは沢山あるが、いずれも、どのように可笑しいつもりなのかぐらいはわかる。ところがこの「だめよーだめだめ」という台詞は、それにいたる背景(愛人ロボットだということ)を理解してみても、なぜそれが可笑しいのか、可笑しいつもりなのかがさっぱりわからないのだ。
しかしあれほど流行するということはちゃんと可笑しい理由があって大衆はそれを理解しているのだろう。最初、私だけが知らない重要な設定があるのかと思っていたが、何度かコントを通して見ても特にそういうことはない。
あえていえば、二人の話し方が、小津安二郎の映画のパロディになっていることぐらいだ。右側の中年男性はまぎれもなく笠智衆だし、左の愛人ロボットは「そうよそうよ」などと同じフレーズを執拗に繰り返す小津映画の女性たちそのものだ。しかし小津映画などほとんどの人は知らないのだから、そんなことはヒットした理由たりえない。
やっぱり私だけが見落としている設定がどこかにあるのだろうか。うーむ、不思議だ。
全く同じことを思ってました(笑)
自分は人々と笑うポイントがずれているのではないか、、、
と思ったこともありますね。
最近はプロデューサー側がネタがなくて苦しんでいるに違いないと思うようにしています
私も同意見で、何が面白いのかわかりません。流行語大賞も取り、流行りについて行こうとチャンスがあれば使おうと考えるのですが、使うタイミングもわかりません。条太さんファンは似た者と編集長に言われるのが嫌で、投稿を悩みましたが…せっかくなので是非面白さの秘密を解析してください。