全日本の女子シングルス決勝で、観客席からのカメラの光によって特に平野美宇の集中力が乱され再三クレームをする場面が見られた。
「カメラのフラッシュを焚かないでください」と再三アナウンスがされたが、それでも2度3度プレーは中断され、最後には一切の写真撮影が禁止されるという非常事態となった。
「心無い観客のために決勝に水を差す形となった」と報道されているが、実はその観客にも同情すべきところがあった。彼らはフラッシュを焚いていたわけではないからだ。平野が気にしたのは、フラッシュを焚かないモードのときに、被写体との距離を測るために出る赤い光だったからだ。だから「犯人」の人も自分は絶対にフラッシュを焚いていないと思っていたし実際に焚いてはいなかったのだ。
もちろんこの赤い光は出ないように設定することが可能だが、カメラに疎い人なら難しいだろう。しかしカメラを自分の方に向けてシャッターを押してみれば光っていることはすぐにわかる。設定の方法がわからないなら撮影を止めればよいだけのことだ。
しかし平野が問題にしているのがフラッシュではなくその赤い光であるということがわからなかったら対処のしようがない。おそらく犯人も自分以外の心ない人がフラッシュを焚いているのだと憤っていたに違いないのだ。
アナウンスが一言「フラッシュもだめですが、フラッシュを焚かないモードにしたときに出る赤い光も駄目ですのでカメラを自分の方に向けて赤い光が出ていないことを確認してください」と言えばよかったのだ。私もカメラ操作を止めて本部に言いに行かなかったのが悔やまれる。
言葉が間違っていればこういうすれ違いが起こるのだ。よくある失点したときの「ため息禁止」もそうだ。失点した時に「ため息」をついている観客はおそらく一人もいない。選手のやる気をそぐから止めてほしいのは「ため息」ではなくて「あー」という落胆した歓声なのだ。歓声を出している人に「ため息」を禁止をしたって効果があるはずがない。実際、「ため息禁止」を主張している人たちでさえ問題の声を発するのを何度も聞いている。会場で問題になっている音が、実は自分の声で構成されていることに誰もが気づいていないのだ。
それは言葉が間違っているからだ。
・フラッシュと、フラッシュを焚かない時に出る赤い光も禁止
・「あー」という歓声禁止(あー以外の声では落胆の音を出しにくいため)
たったこれだけの説明をするだけで事態は大幅に改善される。
フラッシュと、フラッシュを焚かない時に出る赤い光も禁止
・「あー」という歓声禁止(あー以外の声では落胆の音を出しにくいため)
さすが、ですね。物事の本質を的確にとらえていると思います。いつも尊敬しています。
来年からこの禁止事項を日本卓球協会が採用してくれることを祈ります。
あまり尊敬されるとすぐに知人から「いい気になるなよ」と憎まれますのでそこそこにしておいてください。
素晴らしい指摘!間違いありません!この記事を王国に載せて欲しいし、これを機に復帰してください!!
そうですね、いつか載せます!
完璧にするには、ゲーム中は、観客席からは、携帯、写真、ビデオ録画、禁止にすると簡単です。 試合中に自分の前の席で録画する人がいると観戦の邪魔ですよね。
まあ、あまり厳しくしてもギスギスしますけどね。
フラッシュの赤い光かー
それは罪の意識はないでしょうし、周囲も気づかないでしょうね。
そういえば、今野先生が男子準決勝で審判をやってましたよね?
そんなのに気づく自分もだんだん間違った卓球マニアになってる気がします。
間違いなく間違ってますねえ(笑)。
間違いなくやりましたよ!
間違った道を突き進みましょう!
僕も最終日のアリーナ席1列目にいたのですが、カメラのフラッシュ確認あまりやってる人いませんでしたよね。確かにフラッシュの人はいなかったですが、うちの親が赤い光を見つけてもしや?と思いました。是非今度からはアナウンスで赤い光の事もつたえてほしいですね
当日会場におりましたが、平野美宇選手以外の誰からも
クレームがはいらなかったのは何故でしょう?
それは別として、もう試合中は撮影禁止で良いと思います。
決勝戦試合中「撮影禁止」のアナウンスに大きな拍手が起こりましたから
おそらくこれが多くのファンの本意なのでしょう。
個人的には撮影の可・不可よりも、飲酒OKにして欲しいですね(笑)
これは私がただの酒飲みだから言うのでは無く、「卓球観戦=娯楽」として
定着しないと思うのですが如何でしょうか?
ビールを飲みながらの卓球観戦は、ファンとしては堪らなく楽しい時間ですから・・・。
メジャースポーツ化に向けて妨げになる要因の一つの様な気がしますけどね。
今回も何度も近くのコンビニと会場を往復して、寒空の中飲んでました。
毎回思いますが、本当に面倒臭い!!
昔は「酒類持ち込み禁止」等の決まりは無かったのに・・・。
飲酒は私も以前から思っておりましたが、たしかそれは体育館の決まりだったと思います。
そのうち確認したいと思います。体育館の決まりならどうしようもないですが、そうでなければ検討の余地があるかと思います。
土曜日、日曜日と会場にいたものですが、場内アナウンスはすべて的確に指摘していました。自分に向けてためし取りする機会もありました。赤いランプもダメとの説明もありました。また、消し方のわからない方は、申し訳ないですが、カメラ、携帯、スマホの使用をお控えください。と、問題が起こる前にありました。試合ごとにありました。
会場にいなかった人が、間違った指摘をすることは厳に慎んでください。
このような場で指摘する、寄稿する資格は全くありません。不愉快です、大会関係者に直接お詫びください。
Webでの寄稿も、お止めください、
ご指摘ありがとうございます。
さっそく訂正の記事を書こうと思います。お恥ずかしいです。
重ね重ねありがとうございました。
会場に居ましたが、赤い光についても何度も言っていたと思います。何度も、何度も。撮影していた人間に同情の余地は無いように思います。
あれだけ色んなタイミングで言われていて、アナウンスを聞いていなかった、ランプに気づかなかった、は通用しない。子供ならまだしも。しっかり反省すべきです。
今回運営側は良くやってくれていたように感じました。撮影禁止にするのが遅いという意見もあるでしょうけど。
全日本,お疲れ様でした!
光問題は私も残念でした。
選手にはベストの環境を提供したいし,観客の皆様も大事にしたい(撮影を許可してあげたい)しで,協会側も頭を悩ませていることと思います。
そこでですよ!
以前,宮城県中総体の際に,フラッシュ問題を解決すべく,「ビニールテープ」を導入したことがあります。
受付で「カメラのフラッシュを覆ってください!」とお願いし,短く切ったビニールテープを配布しました。
この時は,運営サイドもテープの配布にあまり労力を割かなかったこともあり,あまり浸透しませんでしたが,今回のような出来事の対策にならないものかと思い始めました。
審判をしていると,試合中に観客席もモニターするのですが,赤い光が気になったのは,会場が暗くなる最終日のみでした。
試験的に最終日のみ,発光部分への「ビニールテープ」の装着を義務付けるのもありかもしれません。
「隣の人を撮影して確認しましょー」の代わりに,「発光部分を覆いましょー」のアナウンスを入れる。
どうでしょう?
実際、女子シングルス決勝で平野が気にしていたのはフラッシュか赤い光かあるいはその他の光か何なんでしょうね?
私はひとつも見ていませんし映像にも映っていませんでした。
NHKの決勝の解説ではフラッシュと言っていますし「平野は準決勝でも抗議していた」とも言っています。
『フラッシュというか赤いランプが気になった』と、卓球王国の有料サイト内の平野のコメントにあります。
皆様ご指摘の通り、カメラの補助光だと、私も思っています。
なるほど、やはりフラッシュではなく赤い光のようですね。となると、一回だけとはいえフラッシュを焚いていない客に向かって「フラッシュを焚くな」とアナウンスしたことになり、肝心な場面で効果のない注意をしたことになりますね。
アリーナ席をモニターした際、弱いですが、赤い光は見えました。ついては消えという感じです。
会場で実際に見てましたが、確かにフラッシュもありましたよ。
もちろん、平野美宇選手はその後、赤い光も嫌がられていましたが。
準決勝では、伊藤美誠選手サイドからフラッシュが光り、決勝では逆側の石川佳純選手サイドからフラッシュが光ったため、私は悪く考えれば、平野美宇選手への妨害ではないか、とさえ感じたところでした。