川の流れのように

川の流れのように2012/06/15
2年前に日本に帰ってきて以来、今野編集長からよく電話がかかってくる。会社から家まで車を1時間以上運転して帰るので、その車中から暇つぶしに電話をしてくるのだ。私は今野さんを尊敬しているし、他人から好かれるのはいい気持ちなので嬉しくて仕方がない。

それにしても最近は異様な頻度なので、手帳に記録してみることにした。その結果、5月は10回で、3日に1度のペースだった。

今野さんは私より6歳も上だしなにより編集長なので、基本的に私は聞き役に徹している。それで、今野さんからの電話と同じかそれ以上の頻度で私は後輩の田村に電話をすることになる。田村は田村でおそらく私と話した後に娘や奥さんに話をしているのに違いない。このように、我々のコミュニケーション路は形成されているのだ。

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