張本の掛け声が取りざたされているが、不思議なのは誰もその語源について推測さえ言わないことだ。
現在、全国レベルの男子卓球界で「チョレイ!」「ジョレイ!」「ショレイ!」「ジョライ!」などが流行しているわけだが、普通に考えればこれは「ショー」「シャー」になんとなく「レイ」「ライ」などをつけたものだろう。あえていえば「ショー、オラー」とでもいう感じだろうか。
そしてもちろん「ショー」「シャー」の語源は「よっしゃ」であり、つまりは「よし」にその端を発している。もちろん愛ちゃんの「サー」も同源でありいわば従妹である。
卓球が日本に伝来して100年以上経つわけだが、純然たる日本語の「よし」が、選手本人さえわからない形に装いを変えて今に生き続けているわけだから、感動的ではないか。
ちなみに、ヨーロッパ卓球界では「シャー」「ショー」「ヨー」が掛け声の定番だが、これはかつて日本が世界制覇をしたころに、日本で卓球修行をした選手が真似をしたのが広がったものだ。
かつて実況中にこれを聞いたアナウンサーが「人間が気合が入ったときに出る声は世界共通なんですねえ」と言ったものだったが、そういうことではなくて卓球界共通なのだ。
私がテレビの前で歯ぎしりしたことは言うまでもない。
「よっしゃー」が日本人の掛け声の基になっているというのはとても同感です。
「チョレイ」自体は中国トップ選手の真似だと自分は思っています。(中国語で「よし」的な語源があるのかは知りませんが)
かけ声に大した意味なんかあるわけないのに質問してみたり、「チョレイ」がやたら取り上げられるのはとても気持ち悪いですね。
確かに「よー」などと違い複数の音節があって少し複雑ですが、格闘技で「シャーオラッ」などという選手もいますし、そこまで気にするほどのものかなと感じています。
そうですね。ブルース・リーの「アチョー!」も意味ないですしね。
卓球界では皆聴き慣れてる「ジョーレイ」(私にはそう聞こえるのでそう書きます)ですが、中国選手以外にもオフチャロフ、フレイタスなど欧州の選手も言ってるイメージがあるので、世間では張本選手特有の掛け声というような表現をされるのがどうも腑に落ちないですね。
福原選手の時もそうでしたが、プレーに集中している時のほぼ反射的に出す掛け声をわざわざ文字に起こすこと自体バカバカしいと思います。
特に張本選手の場合は、「ちょろい」という相手を揶揄する言葉が語源になってるのでは?と的外れな推測から批判されてるのをごく少数ですが見かけるので、なんだかなぁという気分です。
「ちょろい」はひどいですね。昔、福原選手の「サー」を「ター」と聞き違えて「ヤッターのターではないか」と言った人がいましたが、それに匹敵するトンチンカンさですね。
私の地元のローカル番組で高校の強い部活をお笑い芸人が訪ねるというものがあり、インターハイ常連の卓球強豪校の回もありました。
お笑い芸人からの部員への質問で得点した時にどんな掛け声をだすのか?というものがあり、その中にチョレイ、変わったものでヨー!サー!という二段活用のようなものがありました。
いずれもお笑い芸人の爆笑を誘っており何故そのような掛け声なのか?という問いに対しチョレイの部員は中国選手のマネ、ヨー!サー!の部員は人と違った事をしたいからといった趣旨の回答でした。もはや意味などないですし、卓球界以外の人からすれば奇妙な掛け声に思われていそうです。私が試合に出て正直腹が立ったのは高校生で見た目はかなり真面目そうですでに係長クラスの風格がある選手だったのですが得点すると抑揚のない声でカー、カーという掛け声を出されたことです。まるでカラスにバカにされたようでした。
「カー」はむしろ聞いてみたいですね。
試合はしたくないですが(笑)。
1993年ごろフランスのガシアンがジョレイ!という掛け声を多用しており、そこから中国選手の間に派生していったのではないかと私は考えています
なるほど!そういえばそうかもしれません。少なくとも中国語のネイティブの人に聞いた結果では意味はないという見解でした。
どなたもおっしゃらずに不思議でしたが、この御高説を支持します。「ジョー」+「アレー(英訳するとgo)」ではないでしょうか。それをマリンとかが真似したのではないかと。当時は本家ガシアンのカッコよさには遠く及ばないところを笑ってました。
御高=説清水和隆さんの説 です。(表示がずれました。)
ずっと中国選手が発する「ジョレイ!」が疑問で、以前人に尋ねたものの、
分からないとのこと。馬龍かファン振東に訊いてみますか笑。
さて、今回の伊藤さんの世卓コメント楽しめました。
平野美宇、陳思羽戦で随分持ち上げていた宮崎さんですが
「高速卓球で不安定」は違うのでは。元々回転を操るのに長けています。
そこを伊藤さんがきちんと分析していたのは納得です。
中国との対戦これから数年は楽しめること僥倖です。
平野の卓球は、ラケットに薄く当てるのが難しく不安定ですが、当てたボールはドライブがかかっているので安定というところですね。
Twitterで流れている俗説では「頂点」の中国読みから『チョレイ』というものがありましたが、果たしてどうなんでしょうかね…?
私が初めて市民大会に出たとき、たいしてうまくないジジイが相手だったのですが、こちらがミスするたびに「モウケ!」「モウケ!」と叫ばれ、カッとなり負けてしまいました。
こちらも、「モウケ!」と言い返してやればよかったのですが・・・大人気ないかな*(^_^);
それは東北地方ではないですか?私の地元、岩手県でも訛って「儲げ!」と言っていました。腹立たしいですが懐かしいです。
いや、神奈川県です。
このときは相手の心理作戦に見事に嵌ってしまいました。
これから私の掛け声は、「ゲェェェェ~ト!」にします。
「モウケ~、モゲ!、モゲ!」だと、ちょっと品がなさそうなので(^_^);
初めてコメントします。
僕には中国選手の声は「どれえい」に聞こえます・・・。
確かに、今回のテレ東の実況アナウンサーはかなり勉強・練習したのか違和感の少ない、いい実況でしたね!
ただ、いつも違和感があるのが中国選手の呼び方(読み方)です。きょきん、はんしんとうはすごく違和感があり慣れません。解説者やゲスト解説の選手もおもわず「しゅうし・・・きょきん選手が」とか「ふぁんじぇ・・・はんしんとう選手が」と言っていて、特に選手はすごく言いにくそうでした。北朝鮮の選手みたいにカタカナ表記にして現地読みで呼べばいいのにと思っています。
初めまして。コメントありがとうございます。
たしかにねえ。なにしろこれは国どうしで決めていることなので如何ともしがたいようです。
「はんしんとう、きょきん」を阪神と巨人と聞き違えた友人がいました。そういえば阪神には「いとうはやた」がいます。
はじめまして。
いささか古い記事にコメントすることをお許しください。
今のように「ジョーレイ」が話題になる前、愛ちゃんがテレビ番組(確かとんねるずの番組だったと思います)に出演した際に「サー」以外の掛け声という文脈で、ヨーロッパではワルドナーの真似をして「ジョーレイ」という選手がいると答えていました。
実際にワルドナーが震源なのかどうかまではわかりませんが、現在の中国選手がワルドナーの真似をしている可能性は高いと思っています。
もちろんワルドナーが中国から取り入れた可能性についての検証は必要でしょうが。
90年代にガシアンがジョレイとかジョライと言ってたように思いますが、そのうちビデオを確認してみます。
最近テレビで知りましたが、jolieというフランス語があります。英語のprettyに相当する言葉で、ガシアンが叫んでいたのはおそらくこれではないかと思います。
なるほど、その可能性はありますね。
あとはそれがフランス人の感覚として自然かどうかを確認する必要がありますね。
意味が合っていても、得点をしたときに叫ぶ言葉として有り得るかどうか。
本人がどう考えて使っていても、相手が不快に思う言葉は使わない、いじめと同じ、本人の勝手な思い込みだと思う
1990年代に フランスの選手が ジョレイ! と言ってました‥‥
ネットで フランス語 Jolay を見つけました‥‥
意味は不明 ‥‥ ただ 喜ぶ‥‥ ような 英語の Joy のような‥‥
よくわかりませんが‥‥
ネットの辞書‥‥ 信用できるのかな‥‥
フランス語 Jolay は
英語の July‥‥ 7月のことでした‥‥
1993年当時のガシアンです。チョレイ言ってますね。
少し濁ってる様にも聞こえるのでジョレイかな。
https://youtu.be/6q4yWhderMY?t=47
言ってますね!ありがとうございます。今後の研究の参考にします。