ヘレン・ケラーの舞台

生家の隣の敷地には『奇跡の人・ヘレン・ケラー』という有名な劇の屋外舞台セットが備えてあった。6月から7月半ばまで毎週金土の夜、2時間の上演があるという。私は舞台の演技のわざとらしさがどうにも嫌いで、さらによく俳優などがなにかというと「舞台でお芝居をやりたいです」というのを聞いてますます反感を持っていたのだが、このセットを見ていると猛烈に見たくなった。残念ながら予定に入れられず、見ることはできなかった。

なお、劇のタイトルである「奇跡の人」の原題は「Miracle Worker」で、ヘレン・ケラーではなくサリバン先生のことらしいが、日本人はこの邦題のせいでほとんどが誤解しているという。

劇のハイライトである井戸がちゃんとセットの中央においてあって「なるほど、ここで手に水をかける気だな」と思った。