うつ病を装って金をせしめた奴が捕まったようだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090208-00000068-san-soci
会社の健康診断のとき、精神的な病気、つまりメンタルヘルスを調べるための問診をされるのだが、その質問がいつも気にいらない。「いつもより上手く物事を進めることができた」などという漠然とした質問に対して当てはまるかどうかを5段階ぐらいで答えさせられるのだ。だいたい、「いつも」というのがいつのことなのかわからない。何だって物事には変動があるのだから、「いつも」をどの時期にとるかによって答えはいくらでも変わる。英語かなにかを直訳してこんなおかしな文章になっているのだろうか。こんなバカげた質問に10以上も答えさせられるのだからたまらない。
こんな無意味なことを人に聞いていったいどんな症状をさぐろうというのだろう。あんまり腹が立つもんだから「これは、空気の読めない好ましからざる社員をあぶりだすためにわざとバカ気た質問をしているのだ」と自分に言い聞かせて揉め事を起こさないようにしている。
その他にも「自分は価値のない人間だ」とか「憂鬱で死にたくなる」などという項目もある。そんな質問の答えを見たら素人でも診断できると思うんだが、そうではないのだろうか。何を聞きたいのかよく分からないバカ気た質問の答えと組み合わせると、なにか浮かび上がってくるのだろうか。
まあ、こんなことに腹を立ててクドクドと力説したりするとそれこそ頭のオカシイ奴だと思われて「ほら、そういう奴を見つけるための検査なんだよ」としたり顔で言われそうなので、あんまり言わないことにしている。
それにしても腹が立つ(言ってる)。