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大人の趣味の会

「大人の趣味」などというと、また下ネタかとちょっと不安になる人がいるかもしれない。

全日本で大橋先生と飲んだときも「奇天烈逆も~ションの下ネタは困る」と言われた。生徒にいつも薦めている手前、ああいのがあると困るというのだ。

「少子化が問題になっている昨今、多少はそういうことを刺激しても良いのでは」と私が半分冗談で言うと、大橋先生は「それはそうかもしれないけど、とにかくそういうことは中学校を卒業してからやってほしい」とのことだ。

さて、大人の趣味の会の話だ。先日、飲み屋の廊下で見つけた貼り紙である。

よりによって「南京玉すだれ」とは。大人というよりはお年寄りの趣味ではないだろうか。

それにしても「なんきんたますだれ」ってのもちょっと微妙だ。

結局また下ネタになってしまった。大橋先生、ごめんなさい。

矢沢永吉

先日、おかしな夢を見た。

職場に新入社員として矢沢永吉が入社してきたのだ。

それを見た中塩という同僚が「あんなチョボチョボのひげなんか生やして、仕事は期待できませんね」と私に耳打ちをしたのが可笑しかった。

ちょっと前には、なぜか私が藤井寛子と世界選手権の団体戦に出ている夢を見た。私が試合直前になってラケットコントロールを受けていないことに気がつき青くなっていると、愛ちゃんが「私の使っていいですよ」と、シェークのラケットを差し出してくれた。「俺、ペンなのになあ」とは思ったがありがたかった。実際は私はシェークなのだが、いまだに夢の中では昔使っていたペンホルダーなのだ。

微笑ましい話

先日、知人から非常に微笑ましい話を聞いた。

その知人は50代の銀行員なのだが、京大ボート部出身の同僚がテレビを見てすっかり石川佳純のファンになり、50代にして卓球を始めることを決意し、都内の卓球教室に通い始めたという。ファンである石川のいる世界に少しでも近づきたいということだろう。いやはや、卓球ファンとしてはなんとも微笑ましい話だ。

もうひとつ、別の微笑ましい話を思い出した。全日本で女子シングルスの優勝会見のとき、石川に対してどこかの記者が「負けてしまった平野さんとか福原さんの分もがんばりましたか?」というような意味の質問をしていた。石川が平野や福原の分も頑張らなくてはならないいわれはない。ロンドン五輪でのチームワークを見て3人が仲間だと思い込んでいるのだ。国内ではチームでもなんでもなく敵どうしなのに。もちろん石川は無難な答えをしていた。微笑ましい。

藤井さんからの手紙

トップページで今野さんが藤井基男さんのことを書いたのを読んで、藤井さんのことを思い出してしんみりとした。藤井さんは電子メールは使わなかったので、連絡はいつも手紙だった。遠隔地にいたためもあって、藤井さんからこれほど手紙をいただいたのは私ぐらいのものだろう。

お会いするときでさえ、新幹線の日時の連絡が手紙で来たのが、今となっては忘れられない思い出だ。

卓球王国で連載を始めたときは、藤井さんからお褒めの言葉をいただき、どれほど勇気づけられたかしれない。

最後に藤井さんにお会いしたのは、アメリカ赴任中の一時帰国の際に、成田空港の蕎麦屋で昼食をご一緒したときだ。藤井さんはかなり痩せていて、冷やしたぬきそばを注文したがほとんど汁しか召し上がらなかった。

藤井さんの手紙にあるように「連載の最後の日まで」しっかりと書いていきたい。

偉大な先達に合掌

他にどこが?

昨日買った清涼飲料水に「カラダまですっきり」と書いてあった。「カラダまで」って、「カラダの他にどこがすっきりするというのだ?」という反論を思いついて可笑しくなった。こういう文句をつけて面白がるのが私の楽しみである。

東京のトラック

全日本のとき、車に乗っていると、前のトラックが異様に傾いていた。ここ東京は、どんなに極端なことも起こりうる大都会なのだ。と思ったが、私が東京人で、山形の田舎に行ってこういう光景を見たら「いやはや田舎は人も車もデタラメぶりのスケールが違う」などと感心したに違いない。

ま、こんなことは地域に関係ないということだろう。結局、地面が一部窪んでいただけのことであることが、数十秒後にわかったのだった。

人気編集者

全日本の会場で、卓球王国の編集者である渡辺友が、なんと中学生からサインをねだられ、あろうことか、選手たちと同じ色紙にサインをしていた。いったいどういう経緯で、執筆者である私を差し置いてサインなどせがまれたというのだろうか。

ちなみにそのサインは・・・なかなか面白くてよろしい。

粋なオブジェ

先週、出張で東京の天王洲(てんのうず)というところにある東横インに泊まった。するとホテルの前に大きな屑籠が置いてあって、缶飲料の段ボール箱が詰めてある。その恰好がなんとも味わい深く、不要な廃棄物をあえて玄関先に放置することで、かえってその廃棄物の持つ人工的な魅力が立ち上る面白い試みだと思った。

写真を撮ろうと近くに行くと説明書きのプレートが設置してあった。なんとこれはただの屑籠ではなくて、芸術家による作品だったのだ。

そりゃそうだよな、ただのゴミをこんなところに置くわけないよな、と思った。それにしても芸術作品といっても、段ボール箱など雨でそのうちドロドロになるだろうから従業員が定期的に新しいゴミと入れ替えているのだろう、と思ってハッとした。そんなわけあるかい!近くでよく見るとやはり、これらはすべて石膏で作られた偽物の段ボール箱であり、この芸術家が創作したものだったのだ。

以上のように、私はこのオブジェの正体を段階的に理解するに至ったのだが、さて、このホテルの宿泊者たちはどう思っているのだろうか。ほとんどの人がただの屑籠だと思っているのではないだろうか(実際、私は以前もこのホテルに泊まっていて、そのときはプレートに気づかず本気でただの屑籠だと思っていた)。

そうだとしたらこの作品の作者は嬉しいのだろうかガッカリなのだろうか。多分嬉しいに違いない。「ええ、ゴミ箱だと思ってくれればいいんです」と言うだろう。なにしろ芸術家は変わり者だから、とりあえず意外なことを言うのに決まっている。

カメラマンが震えた試合

男子シングルス準決勝、町飛鳥vs吉田海偉。とんでもない試合だった。なにしろ町も吉田もお互いに理不尽なまでの強打者だ。ゲームはもつれにもつれ、最終ゲーム、中盤から追いついた吉田が10-9でマッチポイント。それまで吠えまくっていた吉田が、このときだけは唇に人差し指を当て「落ち着け」と自分に言い聞かせて沈黙した。

それは勝負の恐ろしさを知る男にとって最善の感情コントロールだっただろう。しかし、勝負は残酷である。その懸念通りに次のポイントを取られ、かつて全日本を2度制した男は、最後は町の若い力に11-13で屈した。

撮影を担当していた、プロレス中継出身のカメラマンがあまりの試合に「凄い試合でした。カメラを持つ手が震えました」と語った。

その映像を編集しながら、今度は私が指先を震わせている(病気ではありません)。

もちろん、映像は震えていないのでご心配なく。

一番黄色い人

『ザ・ファイナル2014.1』を毎日編集している。黄色のユニフォームがよいと書いたが、もっとも黄色い人が見つかった。

東京アートの塩野選手だ。短パンまで黄色い人はそうそういない。しかもアクロバティックなカットが得意ときた。編集のし甲斐がある。

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