困った奴ら

先々週のことだ。リックという同僚が「俺は卓球でアラバマ州チャンピオンになったことがある」と言ったから大変である。その話の信憑性を確かめるべくいろいろ質問をすると、ラバーの種類や台との距離、ドライブかスマッシュかなどの質問にもついてくるので、もしかすると本当かもしれない。

それで、土曜にチャック、ウォレンと練習をしたときにその話をした。すると、アラバマ州選手権の歴史にそんな奴の名前はないし、その程度のプレースタイルの話などスポーツチャンネルを見れば誰でも言えるとのこと。「親戚だけの大会だろ」とか「友達だけの大会だろ」などという。あるか、そんなの。この件は、いずれ本人を練習に呼んで確かめるときが来るだろう。

さて、この日の練習だが、あきれたことにチャックは私が最近練習に行かないことを指して「センセイを失ったので俺は引退する」と言う。”I lost my Sensei”とセンセイだけ日本語で言うのだ。でかい図体をしてなんとも子供じみた奴である。ウォレンが「またはじまった」と言わんばかりにしきりにウインクしてくる。なんだかめんどくさいなあ。

練習の後、帰るときにチャックが体育館の前で車のトランクからゴルフクラブを取り出し「ゴルフを教えてやる」と言うと、いきなりボールをティーにセットして隣の敷地に思いっきり打ち込みやがった。

ウォレンは「クレイジー!」といって笑っている。アメリカではこんなことをやっていいのだろうか。まるで子供のような奴らだ(それにしてもなんて腕の太さだ)。

その日、ウォレンから少年時代の写真が送られてきた。アラバマチャンピオンと撮影したらしい。右端がウォレンだそうだが、現在のウォレン(8/28を参照)とは種が違うようである。