先週、ドーサンに新しい日本食レストランが開店した。その名もSAKURAだ。店名が日本の都市名ではないだけでも期待させるものがある(アトランタの回転寿司FUNEの例もあるので油断はできないが)。さっそく日曜に家族で行ってみたが、寿司は美味しいし、とんかつ、焼きソバなどもあり、間違いなくドーサンで一番の日本食レストランである(比較対象がMIKATAとKYOTOだが)。
奥さんと子供が日本に帰ってしまって単身赴任状態の遠藤さんなど、月曜から水曜までに4回も食べに行ったという。私も昨日、2回目を行ってきたが、店員の格好が面白いので写真を撮らせてもらった。
なにしろいきなり「神風」の鉢巻である。意味を聞くと「Wind of God」だと言う。その背景までわかっていまいと思って聞くと、「第二次世界大戦のときに日本軍が特攻をしたりするときに使った言葉だ」と完璧な知識があるのに驚いた。聞くと、日本から来た女性に教えられたのだという。そこまで分かっていて寿司屋でこの格好かよ。アメリカ生れのフィリピン人だという。
このサクラは、料理が美味しいだけではなくて、内装もいかにも日本の居酒屋風で凝っている。そのくせ外にはジャパニーズ・カフェと書いているのが楽しい。写真に写っている暖簾もいい感じだが、何かがおかしいのにお気づきだろうか。そう、わざわざ「日本料理」と書いてある暖簾など日本にはあり得ないのだ。アメリカにはこういう、アメリカ人に売るための日本製もどきの商品が売っているんだろう。
噂によると、そのうち、KYOTOのすぐ近くにKOBEというもうひとつの日本食レストランができるという。こちらも楽しみであるが、店名からはあまり期待できなさそうだ。
一晃さんからさっそくサンドペーパーラケットを売っているサイトが報告されてきた。http://www.amazon.com/Economy-Sand-Paper-Face-Paddle/dp/B0000BYRYU/ref=pd_sim_sg
まさかこんなものを今も平気で売っているとは。いや、オモチャなんだから何でもいいと言えばなんでもいいのだが、それなら他にも材料があるはずである。わざわざ100年以上も前にスタンダードだったものを延々と売っているところが面白いのだ。もしかすると思わぬ製造ノウハウがあって大変な工芸品なのかもしれない(ルール違反だがな)。絶対に買わなくては。