最近、相次いで人形俳句写真へのお褒めのメールをいただいたので、あまり義姉をいい気にさせるのもどうかと思うが載せておく。『白梅』の俳句はいつにもまして意味が分からないが、まあ勝手に解釈すればいいのだろう。
今週末から一週間、日本に出張することになった。大宮と仙台だが、アメリカ人がひとり一緒なので、珍道中を楽しもうと思っている。
昨日、8/31のブログを読んだ宮根さんから「股間を掻くアメリカ人ふたりって○○と○○でしょ?」と言われた。二人とも違う。宮根さんの話だと、その二人もしょっちゅう掻いてるのだという。どうも、あちこちに大量にいるようである。これはもう、ここの文化として定着しているものと思われる。
日本の知人から寄せられたメールによれば、日本でも最近は「おれの股間はかゆい」というセリフでオヤジどもが足を上げるCMを良くやってるそうだ。さらに、ある医者によれば、これは進化論的な理由で痒がらせているのだというが、デタラメだろう。とにかく清潔にするしかないようだ。
文化といえば、初めてドーサンに出張に来たという人が、たまたま私がズボンのベルトをしていなかったのを見て「これはまずいですよ」と言う。聞いてみると、彼は出張に先立って「アメリカではズボンのベルトをしないで歩くと女を探しているという合図になるので絶対にベルトを忘れてはいけない」とドーサンに詳しい先輩から強く言われてきたと言うのだ。私もこれは大変と思って翌日からベルトをしたが、あるときジョンを見るとベルトをしていないではないか。
それでジョンに確認したら「そんな話は聞いたことがない」と大笑いされた。たぶん、その出張者は先輩に騙されたのだ。もっともジョンの場合、「ホテルのベッドメイクにチップはいくら置いたらいいか」と聞くと「置いたこともない」というぐらいだから、そもそも常識が欠落している可能性が高い。
ちなみに、うちの子供が通っているクリスチャンスクールでは、男子はズボンのベルト着用が義務づけられている。ズボンがズリ落ちようが落ちまいが、絶対にベルトをつけなければならないのだ。真実はどこにあるのだろうか。ちなみに、半ズポンも禁止である。
先日、ドーサンに格闘技の興行が来たので、子供たちに「K-1が来るぞ」と行って見てきた。
なんとも寂しいものだった。数えてみたが、客は300人ほどだった。そのうち四分の一ぐらいの観客は選手に異常に声援をしていたので、選手の身内仲間だろう。中には腹がぶよぶよに緩んでいる選手も出てきて、三男が「どうしてあの人のお腹、お父さんみたいにボヨンヨボンなの?」と聞く始末だ。我々は二階席にいたのだが、後には誰もないかった。
そもそもルールからして試合ごとにバラバラだった。グローブの大きさも試合ごとに違うし、キックボクシングあり、組んで顔を殴っていいのもあったりする。なんだか町内会の夏祭りの余興のような感じだった。
大人ひとり35ドルだったから、300人で120万円ほどだ。これをスタッフ30人で分けたら、ひとりたったの4万円だ。危険をおかして顔中血だらけにして殴り合ってこれではあまりにも悲しい。「ドーサン・エクストリーム・ファイト・ナイト?」というチケットが侘しい(二度目なのか・・)。
子供たちに何か習いごとでもさせようと思っていて、格闘技を見せれば空手でもやる気出さないかと思って連れていったのだが、誰もやる気は出さなかった。
最近、暴風雨が多い。おかけで会社の駐車場の低い部分が水浸しで、まるでカワウソでも棲んでいそうな状態になっている。
そういえば、ドーサンに初めて来たときにもひどい雨が降った。そのとき、アメリカ人に「スコールですね」などと言ったら通じなかった。こっちは相手がアメリカ人だと思ってわざわざ「豪雨」と言わずにスコールと言っているのに、そんなの知らないというのだ。「じゃ、こういうの何て言うの?」と聞くと「ハードレインだろ」と言われた。それでいいのか。
あとで調べてみると、スコールとは熱帯地方の強風を伴った雨のことであり、このあたりでは使わないことがわかった。
ハリケーンには男女の人名がアルファベット順に毎年名前がつけられている。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%B3#.E3.83.8F.E3.83.AA.E3.82.B1.E3.83.BC.E3.83.B3.E3.81.AE.E5.91.BD.E5.90.8D
日本で言えば、台風に、博治、富士江、則和、キミ代、利明、トミ、信彦・・などとつけるようなものだろうか(50音順に考えようとしたが、「あ」から始まる男性名で挫折した)。