夢の話

明け方、あまりにリアルで奇妙な夢を見た。

なぜか私が田崎選手のベンチコーチをしているのだ。相手はなんと高島選手。田崎選手はすでに3ゲームを取られて後がない。私は田崎選手に、「レシーブをストップとかフリックとか無理しないで相手に先にドライブをさせるつもりで長く安全にツッツけ」とアドバイスをした。ところが相手の高島選手はカットマンなものだから、全然先に攻撃をしてくれない。トンチンカンなアドバイスをしたことに気がついて愕然とする。

0-8と離された田崎選手はどうしようもなくなり、サービスのときになにやら奇妙なフォームで、なんとご飯を盛った茶碗をサービスとしてテーブルに出したのだ(ダ洒落ではない)。その茶碗はゲームセンターのエアホッケーゲームのようにきれいにゆっくりと卓球台の上を滑ってネットも無視して高島さんのところに行ったが、高島さんはこれを丁寧に押し返した。高島さんはこの田崎選手の行動を見て、「田崎はしばらく休んだ方がいい」と言い、自分も現役時代、試合が来るのが怖くて時計をペンキで真っ黒に塗った話をした。それを聞いて感動する私。

テーブルを何往復かするうち、この茶碗はいつのまにか讃岐うどんになる。それでも押し返す高島さんを見て「高島さんはうどんは嫌いだったのか」と思い、それを食べる私。美味い。

すると高島さん、突然「232号室の安さんが今、亡くなりましたね」と予言。確かめに行った人が「生きてますよ」と言い、気まずくなる。
と、何もかもいかにも夢らしい辻褄の合わない話だが、ついさっきまで見ていたので、とにかくリアルだった。なお、私は田崎選手と面識はないし、サービスにご飯を出す話も時計を黒く塗る話もない。