イエス様

先日、道路で奇妙な人を見かけた。
なにやら十字架のような木を運んで信号待ちをしていた車の間をぬって歩いて道路を渡っていたのだ。

一瞬、工事か大工さんのような人で、木を運んでいるのかと思ったが、木の下に車がついていて、もともと運ぶ目的になっていることと、十字になった木材を運ぶ必要があまり考えられないことから、おそらくこれは、イエス様への忠誠を表明しながら町を旅している人なのではないかと思われる。

しかしそれにしては荷物が少ないのが不自然である。マイクに写真を見せて聞くと、やはりイエス様への信仰を表明している人だとのことだ。日本でいえば、托鉢をして歩く僧侶のようなものだろうか。