カットマンの風貌

ペンサコーラで試合に出たときに見た選手の写真だ。

神経質そうな痩せ型で、ヒゲは濃く銀縁メガネをかけている。試合中はほとんど声を発せず、表情も変えない。私も実際に対戦したが、ついに彼の肉声を聞くことはできなかった。彼はカットマンである。私はこういうタイプのカットマンをこれまで数え切れないくらい見てきたが、これでペン表ソフトとかドライブマンという人は見たことがない。いったいどうしてカットマンにはこういう人が多いのだろうか。

もともとこういう人はカットマンになりたがるのか、あるいはカットマンという職業柄こういう人になってしまうのかどちらだろう。たぶん前者だろうな。

卓球は面白い。