小日向文世

ロサンゼルスのレンタルビデオ屋で買った7作の映画DVDのうち、実に3作に出演していた男がいる。小日向文世だ。コミカルな役から冷酷な役までなんと存在感のある俳優だろう。『20世紀少年』『それでもボクはやってない』『ザ・マジックアワー』に出ていた。まったくあきれた俳優だ。こういう人はもう最高に好きである。

ちなみに、買ったDVDで面白かったのは三谷幸喜の『ザ・マジックアワー』はもちろんだが、その他には周防正行の『それでもボクはやってない』と黒沢清の『トウキョウソナタ』が面白かった。さすがだ。この3人の作品には外れというものがない。