NHK『ディープ・ピープル』

NHKの新番組『ディープ・ピープル』で卓球が取り上げられたので、さっそく見た。
新番組の題材として取り上げられるのだから卓球もメジャーになったものだ。

「中国に勝つ卓球」というサブタイトルのもと、松下浩二、田崎俊雄、水谷隼の3人が司会なし、台本なしで語り合う企画だ。

3人の語りはともかく、ときどき挿入される番組側からの解説が相変わらずであった。中国選手が強い理由は「縦横斜め自由自在の魔球のようなドライブを操り、そんなボールが打てる選手は日本に1人もいないため」などと話をずいぶんと単純化している。卓球界の誰もそんな説は聞いたことがないわけだが。逆に、中国が仮想敵選手を作って練習しているという公然の事実を「卓球界ではある噂がささやかれている」など無理やり神秘化している。

対談とは別に、関根勤と中村慶子アナウンサーが解説やらコメントやらをしていた。関根勤は、学生時代に遊びで卓球をしていたらしいが、なんと長谷川信彦を真似して一本差しだったという(もうね、長谷川信彦の写真が出てきた時点でね、許します)。それはいいのだが、関根と中村の以下のやりとりには笑った。

中村「トップ選手のスマッシュは時速270キロもある」
関根「速いですねえ、新幹線の通過のときと同じぐらい速いですね」
中村「球が往復するのに1秒ぐらいってことですかね」
関根「・・・1秒かかんないんじゃないですかね」
中村「そうですね」
関根「ねえ」

何言ってるんだか。やっぱ台本あった方がいいんとちゃうか。

中国選手の強さを語るのに、VTRで石川佳澄が登場したが、髪型が変わっていて新鮮だった。