宇宙波動プラズマ

昨日は大学の卓球部の創立50年記念式典があり、参加してきた。私は大学の行事にはほとんど出ていなかったのだが、同期からの誘いもあり出てみることにしたのだ。

2次会で隣の席に座ったのは私の1学年上の女性で、今は大学の教授をしているという。この年代にもなればそういう人は当たり前に出てくるのだなと実感した。

この人の専門は「宇宙プラズマ物理学」で、宇宙波動プラズマやらシューマン共振とやらを研究しているのだそうだ。それはいいのだが、この人の悩みは、この物理学は一般人から見ると完全に怪しい研究だと誤解されることだそうだ。プラズマも波動ももともとは物理学の用語なのだが、なにしろ怪しい人たちに限って科学の権威を借りようとして、できるだけ小難しそうでしかも絶対に意味がわからなくて壮大な言葉を使いたがるで、必然的にこういう物理用語を使うのだ。

だからといって、プラズマや波動を使わないのも癪だし、なんで本家が用語を変えなくちゃならんのだという思いもあり、怪しまれ誤解されながらも「宇宙波動プラズマ」を研究している日々なのだそうだ。