最近、清久(きよひさ)という名前の人と知り合った。実は私は、過去に2人この名前の知人がいるのだ。博之とか孝なら何人いてもおかしくはないが、清久である。最初の清久は大学時代の後輩で、名前の通り純粋な男だぐらいに思っていたのだが、その後、卓球関係で2人目の清久と知り合い、つい最近、3人めの清久氏と仕事で一緒になった。
いや、だからどうしたわけではない。この3人に共通点もない。悪しからず。
最近、清久(きよひさ)という名前の人と知り合った。実は私は、過去に2人この名前の知人がいるのだ。博之とか孝なら何人いてもおかしくはないが、清久である。最初の清久は大学時代の後輩で、名前の通り純粋な男だぐらいに思っていたのだが、その後、卓球関係で2人目の清久と知り合い、つい最近、3人めの清久氏と仕事で一緒になった。
いや、だからどうしたわけではない。この3人に共通点もない。悪しからず。
今週も営業の方と一緒にお客さん回りをしてきた。
今回はまた別の営業の方で、Nさんという方と一緒だった。
仕事を終えて電車の中でいろいろと話したのだが、Nさんは「歳をとったせいか最近、演歌が妙に心に響く」と言う。彼は41歳であり、それまではJポップばかり聞いていたのだが、最近は美空ひばりの「川の流れのように」とか「愛燦燦」などが、なんて素晴らしい歌なのだろうかと思うという。
私は演歌の良さはわからないし、他人もそうだと思っていたので、将来、私より上の世代がいなくなったら演歌は消滅するのではないかと思っていたのだが、完全な読み違いであった。
彼はあまりにそれらの曲がよく、会社帰りに一人で家の近くの飲み屋によってカラオケで歌うのだという。ちょっとまて、一人で?そう、一人でなのだ。そのバーは、35歳のバツイチ子持ちの巨乳のママさんがいて、明らかにそれを狙っている常連たちが入り浸っているのだという。そのバーは近くに駅もなく、辺鄙なところに有るのにもかかわらず、タクシーで乗り付ける客もいるという。ママさんを狙って常連がクダを巻く場末のバー。そういう情景はドラマやマンガではよくあるが、よく考えると本物を見たことはない。そういう、絵に描いたような店が実際にあるというのは嬉しい。
Nさんは、そこにときどき寄っては誰とも話さずに一人で黙々と2,3曲歌って帰るのだという。常連と知り合いでもないしママさんにも興味はなく、ただただ演歌の素晴らしさを体に染み渡らせに通うのだそうだ。そのうち、Nさんに連れて行ってもらおうと思っている。
3D&バーチャルリアリティー機器の展示会に行ってきた。
なんと、会場の一角に卓球台が置いてあるではないか。
説明を聞いてみると、周りに1秒間に200コマ撮影できるカメラが置いてあって、スイッチを押した瞬間から何コマかが重ねて表示されるので、スポーツなどでラケットやボールの軌道を表示できるものだという。
さっそく打たせてもらったのは言うまでもない。困ったのは、ボールを出してくれる人が手で投げるので、なんともいえないナックル具合で何度も空振りをしてしまったことだ。
『巨人の星』で、左門豊作がお京さんが放り投げたリンゴを何度も取り落とした故事を彷彿とさせたのだった。
説明員は卓球に関しては素人らしかったが、話してみると「卓球メーカーの方も見えました」とのことだ。「なんていうメーカーですか」と聞くと「タマスです」とのこと。さすがである。タマスの社員は卓球台のあるところどこにでもいるのだ。
次男が朝食をとりながら「ストライクワンッ!、ストライクツーッ!、ストライクスリーッ!」と掛け声をしながら3回屁をした。これは良いアイディアだ。息子ながら素晴らしい。ただし、屁の間隔が短かったので、異様に早口であった。
川の流れのように2012/06/15
2年前に日本に帰ってきて以来、今野編集長からよく電話がかかってくる。会社から家まで車を1時間以上運転して帰るので、その車中から暇つぶしに電話をしてくるのだ。私は今野さんを尊敬しているし、他人から好かれるのはいい気持ちなので嬉しくて仕方がない。
それにしても最近は異様な頻度なので、手帳に記録してみることにした。その結果、5月は10回で、3日に1度のペースだった。
今野さんは私より6歳も上だしなにより編集長なので、基本的に私は聞き役に徹している。それで、今野さんからの電話と同じかそれ以上の頻度で私は後輩の田村に電話をすることになる。田村は田村でおそらく私と話した後に娘や奥さんに話をしているのに違いない。このように、我々のコミュニケーション路は形成されているのだ。