ギリギリ卓球の人

拙著『ようこそ卓球地獄へ』に感動したという茨城県の大友秀昭さんという方から熱烈なメールをいただいた。

紹介してくれたご自身の卓球歴によれば、大友さんは、ガリ勉タイプでスポーツとは縁遠い小学生時代だったのが、中学に入って卓球をやったら他人より上手くでき、がぜん卓球にのめり込んで人生が変わったのだという。

スポーツではまったくの落ちこぼれで、運動能力テストをやれば公式記録がつけられないほどの級外だった彼が、中学では持ち前の研究心で部員全員を異質にし、県大会出場決定戦までいったのだという。

それから挫折と成功の紆余曲折を経て、現在は、あろうことか「ハンドソウ両面1枚」というスタイルで、お仲間からは「他に同じ競技をやる人が誰もいないから、仕方なく卓球のルール内で試合をしている状態」と言われているという。

ううむ、確かにこれは「ギリギリ卓球」の境界領域かもしれない。ラケットケースも渋すぎる。

「全日本選手権ホープレスの部に出場することを目指してこれからも鍛錬を積んでいきたいと思います。その会場で条太さんにお会いできることを楽しみにしております」だそうだ。

ええっと・・・私は出場ではなくて取材で行きたいものである(笑)。

それにしても、ハンドソウラケットといえば、カーブドライブとか威力が出ることが利点のはずだが、両面一枚って・・・。いろーんな意味で絶対に対戦したくない相手である。

ギリギリ卓球の人” への 10 件のコメント

  1. ご紹介ありがとうございます。オオトモです。
    卓球仲間に自慢できる良い思い出ができました。

    ギリギリの卓球でも、ルール上で後ろめたいことは何もありませんので、これからも楽しく卓球を続けていく所存です(笑)
    これからも条太さんが卓球界を面白おかしくぶった切るのを陰ながら応援しております!

    P.S.
    一点だけ訂正させてもらうと、【部員全員を異質にする】作戦の提唱者は私ではなく、当時の主将です。悪しからず。
    (賛成したことは否定しませんが←)

  2. 両面一枚ですかー。粒や一枚を使った異質型の選手とやるのは好きなのでやってみたいですね。にしても今はもう発売すらされていないハンドソウを使ってらっしゃるとは・・・恐ろしい。

  3. 大友くんと同じ会社の岸といいます。

    後輩(ずっと下ですが)が、強烈なメールを差し上げて申し訳ありません(^_^)。彼は入社して間もなく別の後輩が紹介してくれて、今ではいっしょに楽しい卓球をやっています。
    ちなみに、私も伊藤さんの本はたいへん楽しませてもらいました。
    また、伊藤さんとは同じ年代の7大学仲間という親近感もあり卓球王国のコラムも毎月楽しみにしています。(お知り合いの戸田さんの2つ上だと思います)
    今後とも、大友くんとあわせてよろしくお願いします。

    1. 岸さん、初めまして。
      本を喜んでいただきありがとうございます。
      私は戸田の1学年上なので、岸さんは私の1学年上ですね。しかし学友会には3年から入ったので上の方々はほ身内を含めてほとんど知らないのです。
      今後ともよろしくお願いします。

      1. 伊藤さん

        「卓球地獄へようこそ 2」を楽しみにしていますね。
        東北大学卓球部の知り合いはあまりいないとのころですが、私の同級では松本くんというインターハイ選手がいたかと思います。
        明日は、大友くんと卓球&忘年会です。

  4. ハンドソウは、咄嗟に手の届く範囲が広い、つまり守備範囲が広いというメリットがある!反面、両面ソフトラバーだと重量が200gくらいになって振り回すのに苦労する。スウィングスピードから予測されるボールと実際のボールの落差が、対戦相手のミスを誘うにもっとも有効な要因だとすれば、ハンドソウに1枚ラバーを貼るのは、意外に合理的な選択かも知れない!

    1. なるほど、そう言われればそうかもしれません。いずれにしても対戦したくないです。

    2. 石川様

      初めまして。
      ハンドソウに一枚という道具の選択について、合理的との評価は初めていただきました。

      おっしゃる通り、狙いはハンドソウのリーチの長さを生かし、なおかつしっかり振り切るだけの軽さを確保することです。
      また、ハンドソウは手のひらに打球感が伝わりにくい構造で、台上のタッチの感覚がつかみにくいのも難点なのですが、一枚ラバーにすることでその弱点も補えます。
      一石二鳥です。

      そしてなにより、最大のメリットはそのインパクト故に、この用具の組み合わせをしているだけで卓球関係の人脈が凄まじい勢いで増えることです。
      会社の先輩からもコメントを頂きましたが、お陰で練習相手にはほとんど困りません(笑)

      勝つための道具としてベストな選択かは僕にも判断がつきませんが、少なくとも私の卓球人生を豊かにするという意味では今のところベストな用具の選択だと感じている次第です。

      1. 革命的です!ハンドソウでそこそこ勝ち、実戦でも成功すれば、ヤサカもまた、ハンドソウの生産を再開してくれるかも知れません!

  5. 初めまして。
    長年ハンドソウを使用しています。

    私はフォアがアタックエイトM粒1枚ラバー、
    バックがUFO、つまりテンション極薄です。
    ハンドソウはフォアに打たれてもオールバックでやりやすいので、
    試合に出る人であればボンバード(粘着テンション極薄)の方が良いと思っています。
    いずれにせよ、1枚か極薄はやりやすいですね~

    ハンドソウは遠い球でも拾いやすいため、エゲツない角度で相手を両方のサイドに振り回すことができて、リーチの短い人や高齢者、あるいは省エネ卓球やりたい人に向いているかと。

    リハビリの現場では卓球バレーにてラバーを貼らないハンドソウを使用する人もいます。
    手の拘縮した人に良いですね。
    あと、イップスの人には指一本でもできるハンドソウが良い場合もあります。

    NPO法人日本卓球療法協会理事長 長渕晃二

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です