ディランとの会話

今回、関係会社のディランという若者と仕事をした。ディランといっても台湾人で、Dylan Huangという。台湾人とかシンガポール人は、自分の名前をアルファベットで書くときにはファーストネームだけは英語名のあだ名を名乗るのが普通で、名刺も含め、外国人とのコミュニケーションはこれで通すのだ。

英語名は高校時代に決めるらしく、Dylanの場合は英語の先生が「あなたは水泳が得意だからもともと泳ぎを意味するDylanがいいね」と言われ、それ以来Dylanと名乗っているという。

そのディランに、レトロな台北の街並みをとても気に入ったことを伝えた。しかし彼に言わせると、台湾人はそれを良いとは思っていなくて、近代化を望んでいるという。

「豊かで便利な暮らしを望むのは当然だけど、イタリアみたいにあくまでアートとして今の猥雑な街並みを維持しながら近代化するようにしたら良いのに」と言うと「それは無理だよ」と言われた。

確かにこんな風景を残しながら近代化しろといってもそりゃ無理だわな。

ディランとの会話” への 2 件のコメント

  1. 台湾の人が英語名を名乗る理由を知ることができてうれしいです。
    気になってたんですよ。さかのぼれば「アグネス・チャン」から(笑)。
    芸能人だけかと思ったら会社の社長さんとかも英語名を名乗るようなんで、そんなにかっこいいもんかな、と不思議でした。
    蒋澎龍や荘智淵も英語名を持っているっていうことなんですね。

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