台湾の不思議な日本語

今週は久しぶりに仕事で台湾に来ている。

レストランで夕食を食べたのだが、例によって使われている日本語がすこぶる面白い。

どうも、すべての「つ」を小さく「っ」と書いてしまったものらしい。そうと知りながら無理やり「みっ切れはし」「いつっ卵」などと声に出してはその発音の難易度を確認してモヤモヤした気持ちになる。

「切れはし」と書いてあるのは、細切れとか小さく切ってあることを表現したものと思われるが、こう書かれるとなんとも不味そうだから不思議だ。

「酸っぱい辛いスープ」はメニューの名前がそのまま性質の解説になっているなんとも親切な料理だ。

「スルメスープ」とはこれまた食欲をそそるが、頼んでみるとイカだった。メニューには他にも「スルメ」を使った料理がたくさん書いてあったが、おそらくこれは半端に日本語を教えられた人がイカのことを「スルメ」と覚えてしまったものと思われる。それにしても本当にスルメのスープがあったら食べたかった。残念。

頼んだ料理はすべて美味しかった。

そんなこんなで店を出ると、なんとも怪しいオカルトチックな看板が目に入った。

さてこれは、本当は何と言いたかったのだろうか。「”神グリコール”は、神様が生んだ飲み物です」だろうかやっぱり。ウソつけ!どう考えても人間が作ってるだろ(笑)。

台湾の不思議な日本語” への 3 件のコメント

  1. 通常の卵スープが無難そうですね。
    台湾は日本人の観光客が多いのでしょうか?
    日本でエクシオンのラケットやラバーが販売されたばかりの頃は説明書きがそんな感じでしたね。説明文に、工事します。とかスナイパーとか卓球の道具とは思えない単語が散見されました。
    それにしても台湾料理は本当に美味しそうですね。
    一度本場の味を堪能してみたいものです。

  2. おはようございます。
    美味しそうですね。そして面白いですね。
    昔、南台湾に行った時に立ち寄った定食屋さんのメニューには「寸断された肉(確か餃子の説明文だったような)」などと書いてあり、そちらもなかなか興味深い言葉ばかりでとても面白かったです。どこかに写真があったはず・・

    1. 寸断された肉ですか!それはすごい。いよいよ食欲が失せますねそれは。でも面白い。

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