Oさんは音楽が好きで学生時代から切れ目なくバンド活動を続けているという。担当はギターだ。好きなジャンルはなんといってもブリティッシュ・ヘビイ・メタルだそうだ。そう言って彼はソニーのウォークマンを出して見せてくれた。ディスプレイにはアイアン・メイデンのアルバムジャケットが表示されていた。Oさんによれば、アイアン・メイデンはヘビイ・メタルを発明した人たちで、どれだけ偉大かわからないという。単調な2音だけのベースに速いドラムに情緒的なギターとボーカル、これらを発明したところが偉いのだという。「いろいろと軽い音楽も聴いたけど、最後はやっぱりアイアンメイデンに帰ってきますね」とOさんは語る。
アイアン・メイデンはなんと今も現役で、最近、そのライブ映像を見てOさんは泣いたという。ヘビイ・メタルを聴いて泣く人がいるとは知らなかった。
Oさんのウォークマンには他のアーティストのアルバムも入っていて、そのディスプレイにはレッドツェッペリン、ディープパープル、イエス、キングクリムゾン、TOTO、オジーオズボーンなどのアルバムジャケットが次々と表示された。うむむ、私の趣味と根本的に違うが、一部カスるところがあるのが楽しい。
実はOさんは、昨年の夏、十数年組んできたバンドを解散したのだという。その原因は、人間関係だという。あるコンサートのとき、ベースの担当が間違えて別の曲のフレーズを弾いてしまったのだという。ところが芸大出身のセミプロのピアノ担当がそれを許せず、フェイスブックでしつこく批判をしたという。ベースは「もともとあんな曲はやりたくなかった」といえば他のメンバーが「それとこれとは別だろう」となり、Oさんがなだめるも効果がなく、解散を決意したという。「フェイスブックはやっちゃいかんですね」とOさんは語る。
人間模様である。失礼ながら、他人のモメごとを聞くのは面白い。
アイアン・メイデンと聞いて名電を連想した卓球関係者も多かったのではないでしょうか?TOTOはへヴィメタルなんですか?メロディアスな感じだったのではないかと記憶してますけど(ラジオから流れてくるのを耳にしていただけなので)。WBCで使われていた曲も随分懐かしい曲だと思いましたけど、あの頃はあんなメロディの綺麗なアメリカンロックって言うんですかね?流行りましたね。
いや、TOTOはヘビイ・メタルではないですね。ディープ・パープルとオジー・オズボーンはヘビイ・メタルでしょう。
オジーオズボーンはヘビーメタルですが、ディープパープルはハードロックでは?
ヘビーメタル創設者はジューダス・プリーストだと思っているのは私だけでしょうか?
条太さんもOさんとその辺をはっきりさせていただきたいと思います(なんのこっちゃ?)