私の住んでいる住宅地はできたばかりで、まだあまり家がない。10軒ぐらいの家がまばらに建っていて、そのうち人が入っているのは5軒だけだ。私が入ったときには、斜め向かいにジミーとリンダという老夫婦が住んでいるだけだった。つい先月、私の3軒となりに引っ越してきた人がいるので挨拶にいったら、なんとその老夫婦の名前がこれまたジミーとリンダというから驚いた。
面白いこともあるもんだと思って職場で話すと、「じゃ、これからお前のあだ名はジミーだ。奥さんもリンダと呼べ」といわれた。アメリカ人にしてはまあまあのジョークだ。だいたいこのグレッグという男、私が出社した初日からジョークを言いっぱなしだった。「この職場に来たら覚えなくてはならないもっとも重要な場所が3つある。お前の机、トイレ、休憩室だ」とか「アウトルック(メールソフト)には仕事の効率を上げるとても便利な機能があるのを知っているか」といって「削除」マークを指すありさまである。
これほどふざけたジョークばかり言っているくせに、やっぱり神様は信じてるんだろうな、などと思いながら、そのことは未だに確認していない。いや、急に笑い顔が消えて目を剥かれたりしたら怖いなと思って。目、青いしな。
ところで、謝利富さんの書き込みが面白すぎて全然敵わないんですけど。