こんな弁当箱みたいなのを背中につけてかっこいいとは不思議な話もあるものだ。
体温で弁当が冷めなくていいのかなっと。
健康シューズ
防災リビングクッション
鍋やかん
3人娘
田村おじさん
自転車が趣味の田村は先日、南三陸町から仙台まで90kmの道のりを自転車で帰る途中、自転車で日本列島縦断をしているらしい青年を見つけたという。何故それがわかったかといえば、ホワイトボードにそのように大書きして走っていたからだ。
自転車の世界ではこういう青年に親切にするのが慣わしらしく、田村は声をかけて一緒に仙台まで走り、家で昼食を食べさせたという。
後日、青年のブログに田村のことがアップされたが、そこには田村が「おじさん」として登場するのであった。自分たちが世間的には非の打ち所のない「おじさん」であることをあらためて思い知らされた。自分たちより上の人のことは当然のように「あのオヤジ」と言うが、自分たちも仲間であるとは思っていなかったのだ。普段、そう言われる機会がないから余計であるが、まあ考えてみれば当然だわな。
そういえば、大学1年でプールの監視員をやったとき、小学生から「おじちゃん」と言われ愕然としたものだったが、あのガキどもとっくに40過ぎてるな。まいったか。
バタフライの時計
先日の会社の卓球部の飲み会では、当然みんな卓球が好きなメンバーばかりだったのだが、その中でもひときわ目立つ卓球好きが千葉くんだ。これほどまでに卓球に時間とお金をかけて婚期を逃し続けていて良いのだろうかと心配になるほどだ。もちろん卓球好きの私としてはそういう人を見るのはことのほか楽しい。
千葉くんの腕には当然のように、去年バタフライから発売された60周年記念の10万円もする腕時計が光っていたのであった(200個限定だったはずだが完売したのだろうか)。私は腕時計は趣味ではないので買うほどではないが、誰かがタダでくれるならぜひともほしい。当たり前か。
婚期を逃すといえば、宴席では最近の若者が草食系が多いという話になったのだが、当人たちが語ったところによれば、別に草食系なわけではなく「食べたい肉が見あたらないだけ」だという。うむむ。ノ、ノーコメントだっ。
何のためのマナーか
ときどき「意外なマナー違反」というような記事を見かける。
http://netallica.yahoo.co.jp/news/318670
この記事でも、飲み会で箸を逆にして取り分けるのはよくやるけど正式にはマナー違反などと書いているが、私はこういうのが理解できない。これが日本の文化を知らない外国人のために書かれているものならわかる。しかし、多くの現代日本人が知らないマナー(意外なのだから)をわざわざ違反だと指摘することにいったい何の意味があるのだろう。みんなが知らないってことは違反しても誰も不快になる人はいないわけで、それを守ることに何の意味もないではないか。かえってこの記事を読んだおかげで「ほほう、人の分まで醤油を小皿に入れてやるのはマナー違反か」と知識を入れて、なんとなく「確かに余計なお世話だな」と思って、それまで気にしていなかったことが気になるというデメリットしかない。
焼き鳥の串をそのまま口に入れて食べるのはダメで箸で串から外してから食えなどと、正気の沙汰とは思えない「正式なマナー」まで紹介されている。私はいつも分けるのに便利だから串から外して食べているが、逆に「いちいち止めろ」と友人からたしなめられるほどである。
どこのアホが考えたのかしらないが、こういう「正式にはNG」という類の根拠のないルールというのがなんとも反感を覚える。
人の行動を規定するものは「正式だから」ではなく、便利だから、こうすると他人に迷惑がかかる、不快になるから、というものだけにするべきだ。箸を逆に使うことについては、記事でも書かれているが「手で持っているところを使うことになるから不衛生」ということだけを理由にすべきであり、正式だの違反だというのは余計である。
私が考える「やられると不愉快なので人にやらないようにしていること」は以下のようなことだ。
・くちゃくちゃ音を立てて咀嚼する。
・他人のビールがちょっと減っただけでいちいち注ぐ。
・爪楊枝を使うのに両手で口元を隠す。本人がマナーだと思っているところがますます不快。
・歯にものがはさまったらしくいつまでも「ちゅぱっ」と音を立てている。うるさいから我慢しろ。
・遠慮しているわけでもない人に「食え食え」とうるさい。
・焼肉のとき、好きで肉を焼く係をやっているくせに「俺ばかり焼いていて食う暇がない」とこぼす。
打倒中国の秘策
先週末の会社の卓球部の飲み会で、打倒中国の秘策を思いついたのでさっそく昨夜今野編集長に相談をした。ところが冗談だと思われて全然相手にしてくれない。「面白いから次回の原稿に書いてよ」なんて言う。私があれだけ「世界選手権まで情報が絶対に漏れないようにして練習させないとダメだ」と言っているのにだ。「原稿に書いたら意味ないでしょ!」と言っても「あっ本気だったの?」なんて言ってる。
ダメだダメだダメだ!なんと頼りない編集長だろうか!
かくなる上は、自分で強化本部に掛け合って秘策を提言するしかない。
「今野さん、今日の会話をおぼえておいてください。来年のパリ大会で日本人が優勝してから今日の会話を振り返ったらきっと笑い話になりますよ」
「笑い話ってことは効果なかったってことでしょ?」
「間違えました」
もっとも、昨年の今頃もロンドン五輪必勝法を提案したものの効果がないことが分かって取り下げた実績があるので、まあ仕方がないと言えば仕方がない。
当然、秘策はここでは明かせないが、みなさん、お楽しみに!
結婚してみた話
先日参加した高校のクラス会だが、その中に新婚3年目だという女性がいた。我々は今年で49歳だから、47歳で結婚をしたことになる。
6年前のクラス会で会った時は「演劇をするのが楽しくて結婚どころではない」と言っていたのに、どういう心境の変化があったのか聞いて見たところ、なかなか面白い話が聞けた。
彼女は学校の職員なのだが、演劇やら趣味やら何もかも好きなことをやりつくしており、まだやったことがないのは何かな?と思ったら「そうだ、結婚してない」と思ったらしいのだ。それで、とにかく誰も良いから結婚をしてみようということになり、相手を探し始めたという。といってもこの歳ではそうそう相手が見つかるものでもない。そこで目をつけたのが、同じく演劇仲間だった独身の男性だったという。
それで、善は急げと電話で「付き合ってくれない?」と聞いたのだそうだ。彼は最初戸惑い「ちょっと考えさせてくれ」と言って電話を切り、数分後に「お願いします」と返事が来たという。それからはあれよという間に話が進んで結婚したのだという。電話をするときはさすがにドキドキしたかといえばそうでもなく、第一に、惚れているわけではないので断られてもどうってことはなかったし、第二に、断られないだろうと思っていたという。もちろん今も惚れているわけではないが、結婚生活は実に便利で楽しいと言う。
二人は長年の趣味と交友関係の多さから、披露宴には300人以上も友人たちが集まり、参加した者によれば「いったいどんな有名人の結婚式だ?」と思ったほどだという。私はこういうすがすがしい話は大好きである。ちなみに私が高校時代、彼女につけたあだ名は・・・止めておこう。