早いもので、もう赴任してから1年半近くが経ち、6月の後半2週間、里帰りをすることになった。
里帰り中は、卓球王国編集部に寄って練習会に参加し、編集部の面々と卓球の勝負をしたい。とくに広州で一緒に仕事をした渡辺トモくんとは、会話をしていた限りではどちらが強いかまったく予断を許さない状況なので楽しみだ。広州で、二人で話すときに共通の知り合いを引き合いに出して自分たちの強さの比較をしようとしたのだが、いずれの知り合いも自分よりはるかに強い人ばかりだったため、比較の用をなさなかった(「弱いので有名な人」なんてめったにいるわけがない。こういうとき、レーティングがあると便利だ)。
ただ、トモくんがやるボル、平野の物まねを見るとかなりデキるということだけは推測される。あれほど選手の特徴を捕らえている人がメチャクチャなフォームということはないだろう。
次に興味深いのがバックハンド狂の高橋さんだ。フォームを見る限りでは一応「入りそう」だが、実戦と素振りは違う。それにフェアプレーを理想としているようだが実戦ではひどいバッドマナーらしい(自分で言っていた)。
編集長の今野さんは、なにしろ荻村伊智朗に直接指導を受けた人なのだから、頭頂にその着陸跡ぐらいはまだ残っているかもしれない(UFOか?)。
中国リポートの柳沢太朗さんは大丈夫な気がする。あれほどの博識な人は練習しているヒマはなかったに違いないし、知性が度を越した情熱のブレーキになり、激しい練習はできなかったはずだからだ。
久保はまあ大丈夫だろう。
結果は帰国後に報告するとしよう。