仕事中、室内が冷房であまりに寒いので、屋外の休憩所に暖を取りにいったら、巻きタバコを吸っていた人がいた。巻き紙とタバコの葉がセットになって売られているようで、自分でクルクルと葉を紙に巻いて、最後に紙をぺろりと舐めて糊をくっつけてタバコを完成させるのだ。普通のタバコよりずっと安いのだという。
「フィルターがついていないので、体に悪いんじゃないか」と、本当はどうでもいいことを言ってみると「いや、フィルターの繊維の方が悪いだろ」と言われた。ほんとかよ。
また人形俳句写真。
一句
『ネタ切れに ここぞとばかり 人形俳句』 (字余り)
義姉は、左の写真を地面に這いつくばって撮っていたので、小学生に「死んでる、死んでる」とささやかれたという。
関係ないが、2月の広州の世界選手権のときの速報ブログhttp://www.world-tt.com/cgi-bin/rep0802i/rep0802i.cgiが、その後も1日のアクセスが6月、7月平均で約30件あった。実際には300件の日があったり1件だったりでの平均の結果だが、なぜか0件の日は一日もない。いったい誰がどんな目的で見ているのだろうか。愛ちゃんの写真でも見ているのだろうか。
いずれにしてもありがたいことだ。編集部の連中が記録整理のためにアクセスしているだけではないと思いたい。
このブログを始めたのは昨年の7/25なので、ほぼ一年が経ったことになる。編集長の今野さんから「何を書いてもいいし好きなときに書けばいい」と言われて始めたのだが、自分の日記代わりにもなり、結構楽しい。
日常経験したことをウソにならない程度になるべく面白く書くようにしているのだが、時事ネタはほとんど一つもないので、実はいつのものを読んでも同じことなのだ。そういうわけで、更新されてないと思ったときは、過去のものでも読んでくれればいいと思っている。昔から読んでいない人は、ぜひとも遡って読んでみてください。
下欄のnextというところをクリックすると少しづつ過去の文章が読めるのだが、一気に遡りたいときには、上に出るURL、http://www.world-tt.com/cgi-bin/weblog/itohjohta.cgi?page=10
などの最後の数字を10の代わりに240などと入れてやれば一気に遡ることができる。お試しあれ。
土曜に、4年の刑期を終えて帰任することになったOさんの送別会があった。私が赴任して1年半経つが、その間に見送った人はこれで6人になる。私より後に着任した人は2人いて、まもなくあと2人が来ることになっている。こうして次々と入れ替わっていくわけだ。人生である。
恒例で、二次会ではほとんどの男性がプールに投げ入れられた。どうも私以外は最初からそのつもりで着替えを持ってきていたらしい。プールの水は昼の熱でまるで風呂のように温かかったが、上がった後に続いた飲み会がなんとも寒かった。
写真は、ドーサンの野口五郎、F君と、毎度出たがりの宮根さんだ。宮根さんは、人形俳句写真に関心をよせてくれる奇特な人なので大切にしなけらばならない。宮根さんは関西出身。そこでも宮根というのは珍しい名字であり、なおかつ韓国語で「ミヤネ」は「すみません」という意味なので、韓国のホテルにチェックインしようとすると「いらっしゃいませ」「ミヤネ」「はい、いらっしゃいませ」という調子で話が進まない、というのが彼得意のネタである。
そう思って『冬のソナタ』を見返すと、確かにユジンが「ミヤネ」「ミヤネヨー」などと言っているのを発見して嬉しい。
帰任するOさんは、我が家に卓球をしにきてくれた数少ない一人だ。今回、帰任するにあたって、私に思わぬプレゼントをくれた。なんと、UFO関連のDVD5枚組10時間分だ。最近、複数の人から「宇宙人だろ」などと言われることがあって、何か激しく誤解されているような気がするのだが・・ともかく、ありがとうございます!
裏庭の野菜が育った。繁殖著しいのはキュウリだ。まるで雑草のように藪の方にまで侵食している。精力旺盛のツルが雑草を縛り上げているのがなんか可笑しい。
収穫したキュウリをさっそく切って食卓に並べた。食べてみると、なんとほんのりとメロンのように甘みがあって感激した。
ここで、かねてからの大きな疑問が沸いてきた。よくグルメマンガなどで、高品質の食材を食べたときの表現として「甘みがある」というのがある。甘みがあればいいのなら、砂糖を使えばいいだけのことだ。また、甘みがあるということが、さも「高品質であること」のように表現されているが、なぜ甘いことが高品質なのか。甘いと言うのはたまたま人間の特に子供が好きな味だというだけのことであって、それ以外に特別な価値はないはずだ。また、甘くては困るメニューだってあるはずなのに、なぜ素材が「甘い」と言って喜ぶのか。
などというしょうもないことを考えながらきゅうりを食べたのだった。
一方、トマトも「屋内で苗を育ててから屋外に植えろ」という指示を守らずに適当に裏庭に蒔いたにもかかわらず、小さな実をつけるまでになった。
どちらも、あんなに手荒く育てたのに、よくこんなに良い子に育ったものだ(誰かのようだ)。
『リトル・インディア』というインド食材屋にも行ってきた。
まず『ヒキ蛙の卵のドリンク』である。とういのはウソで、「バジルの種」と書いてある。妻が気持ち悪がるので子供たちが喜んでこれを買ったのだ。
飲もうとしてフタの部分のアルミのタブを引っ張ると、すぐに根元から千切れてしまった。ずいぶんと上の方の目立たないところにおいてあったので、いつからあるのかわからない。ホテルに着いてなんとか空けてもらって飲んだが、さすがの我が子も不味くて飲めず捨てた。バナナの腐ったような香りがした。これが、バジルの種の味なのか、インド人の味付けのせいなのか、はたまた長期保存のために腐った結果なのか、考える元気もなくなった。
さらに、レトルトのカレーのようなものをたっぷりと買った。今までの経験からすると非常に危険な賭けだが、本格的インド料理というのはだいたい口に合うので、食えないと言うことはないだろう。ひとつづつ食べるのが楽しみだ。
ニッシンのカップヌードルもあったので買った。マサラ味とスパイシーベジタブル味だ。さすがインド。こちらはまず安全だろう。楽しみだ。
土日に、車で2時間ぐらいのところにある、タラハッシーという町に行ってきた。そこに『ニュー・ソウル・オリエンタル』という韓国雑貨屋があり、なかなかに趣き深い商品を見つけた。
まず、なんだかわからないが妙な日本語が書いてある干し果物だ。もとの日本語のどこをどう間違えてこうなったのか推測すると楽しい。
次に、商品名『ハロハロ』という、なんだか気持ちの悪いデザートのようなものだ。ハロハロだけが日本語で書いてあり、いったいどこで売るための商品なのか、意図が不明だ。もしかして日本語に対する憧れだろうか。
さらに、牛頭牌というインパクトの強いものがあった。なにやら凄そうな旨そうな商品名で、バーベキューソースらしいが、牛の頭蓋骨か角の成分でも入っているのだろうか。事情が許せば、すべて買って食べてみたいがそうもいかないのが残念である。